生きる。
雨の日は憂鬱だ。
気圧のせいか、陽が入らないせいか、そう思い込んでいるだけなのかは分からないけれど、気持ちが落ち込みがちである。
こういう日には、とりあえず「生きる」ことだけに意識を集中することにしている。
この「生きる」には、生きるための仕事だとか、社会的な責任だとか、地域に対する貢献だとか、そういったものは含まれない。
しっかり呼吸をする、食べる、寝る。
これぐらいのレベルのことだ。
これぐらい、とは言ってみたが、これだけだって出来てたら立派だ。
思い悩んで眠れない夜も、食事が喉を通らないときだって、きっとあなたにもあるでしょう。
ときには呼吸することをやめてしまいたいときも。
立ち向かう必要はない、そこでじっとしているだけで良い、それだけで素晴らしい。
つねに100点満点ではいられないから、ちゃんとやり過ごすスキルだって必要なのだ。
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