絵にずっと悩まされているという話
こんにちは。
今日は絵のお話です🎨
最近また、絵を描き始めました。
それを最近知り合った人に話した時「本当にお好きなんですね、趣味で続けてるんですか?」と言われて、
そうなんだけど、そうじゃない…みたいな。
とにかく、なんだかしっくりきませんでした。
私にとって絵はただの趣味ではないのだと思います。
私は絵を描いていると、とても苦しくなったり、時には気を病むこともあります。外界から切り離されて、自分しか生きていない時間軸に飛ばされたような気持ちになったりもします。
普段から作品制作をされている方やイラストを描かれている方などは、もしかしたら共感してくださるかもしれません。
でも、とても苦しいにも関わらず、ものすごく楽しいんです。
絵を描いたり作品を制作していると、
水を飲むのも忘れてしまうし、ご飯やお風呂の時間はもったいないし、寝ることすら後回しになったりします。
絵を描く、作品をつくるということは、自分の内側にあるものを外の世界へ発することです。自分が普段の生活でインプットしたあらゆるものを、視覚に訴える形でアウトプットする手段だと考えています。
幼い頃はもちろんそんな小難しいことは考えていませんでしたが、年齢を重ねていくうちにどんどん”自己表現”のために絵を描くようになりました。
自己表現をする時は、自分の内側と対峙して向き合うことが必要不可欠だと思います。その方法の一つとして、私には絵があります。
正直、絵を描き続けることや作品と向き合い続けることは疲れるし嫌になります。
制作中ずっと自分の内側を見つめていると、やっぱり自分の良くないところがいくつも見えてきます。特に私は自分のことをあんまり肯定できる人間ではなくて(少しずつ治ってきましたけどね!)、向き合ってるうちにネガティブな思考ループにハマっていくことは多々あります。
しかし途中休憩を挟んでまた絵の前に座ると「あれ、なんかこの絵いい感じだ」と思ったりして、結局また描き始めます。
それから、「もう絵を描くのは嫌だ。下手だし描きたいものが思い通り描けていないし、売れもしないのに何かを作り続けるのはしんどい」と美術の道から遠ざかろうとすることも何度も何度もありましたが
なぜかまた描き始めてしまうし、何かを作り出そうとしてしまうんです。
私は今までの人生で、これをひたすら繰り返してきました。
・・・🏹・・・
なんでだろう、なんでまた描き始めちゃうんだろう。
どうして絵を描きたくなるんだろう。やめられないんだろう。
これは、ずっと私にとって難しい問いであり続けています。
けれど最近、私が使っている手帳(pure life diary)のオンラインワークショップで行った「want toワーク」に取り組んだ時に少し答えの糸口が見えた気がしました。
want toワークと、want toとはそもそも何かについてはpure life diaryの開発者様のnoteにわかりやすい解説が載っています。
このワークで感じたのは、
私のwant toとは「自分の内面を可視化して、外の世界にアウトプットして表現すること」であり、その手段として最も私が使いたい(つい使ってしまう)のが美術なのではないか
ということです。
だからしんどくても苦しくても、アウトプットしたい(自己表現したい)欲求が強くて、美術に戻ってきちゃうのかなと。
私の生きがいとも言い換えられるかもしれません。
どう頑張ったって美術から、自己表現から離れられないなら、
楽しまないと私が可哀想だなぁと思いました。
内面と向き合い苦しむことを、技術が上達せずしんどいことを
そして何より、ものすごく集中して描いているその時間を
めいっぱい全力で楽しむこと
これだけに意識を向けていれば、なんだか素晴らしい作品が生み出せそうな気がしてきます。ワクワクして、すごく朗らかなイメージ。
私はこれから「絵は趣味ですか?」と訊かれたら
「いえ。アウトプットして生きるための手段です」と答えることにします。
・・・おまけ・・・
私が最近描いた絵たち、記録も兼ねて載せておきます。
今回も最後までお読みくださりありがとうございました!
また読みにきてね🔖
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