どのように勝ち、引き分け、負けるのかを真剣に考えることがレアル・マドリード戦に向けた準備 -レアル・マドリードへの7度目の挑戦-
Hola Chavales!!!!
今週末の相手は【レアル・マドリード】になります。
【レアル・マドリードに勝つ】ということが僕のスペイン生活の一つの目標なんですけどなかなか勝てる相手じゃなくて。
僕の人生で7回目の挑戦が今回報われるのかっていう感じ。
知ってる方もいるかもしれないですが監督は【アルベロア】でして、
まだ僕が【ラージョ・バジェカーノ】にいるときに一度対戦してるんです。
その当時、全ての分析を紹介したと思うんですけど今もなお似たようなコンセプトで戦っています。
【どう分析して、戦略を考えて、トレーニングして、試合で表現するのか】
この一番大事なところは長くなるのでスペインサッカー研究所でシェアするとしてここではまた別のハナシ。
サッカーというスポーツには【勝ち・引き分け・負け】の3つの状況があります。
でね、どのように勝ち・どのように引き分け・どのように負けるかってとても重要なことです。
昨シーズン僕たちがいたカテゴリーでは、レアル・マドリードは1度だけ負けてるんです。
それもカンテラではなくて僕たちのような街クラブに。
で、そのレアル・マドリードに勝ったチームは最後どうなったのかというと【降格】してるんです。
つまり何が言いたいのかというと、
【どのように勝つのか】というのを捨ててしまうとリーグ戦だと意味ないということ。
サッカーだからさ、
相手が20本のチャンスを外して、こっちはリスクもかけずプレー。
そしてラストプレーでセットプレーからゴールが入り勝つこともできる。
トーナメントだったらここでレアル・マドリードは敗退。
でもリーグ戦だとまた次の週には試合がやってくる。
それは勝ったチームも同じ。
レアル・マドリードに対策することは、
毎週末の相手に対策するのと同じで、そして毎週のように戦い方が変わっていくのは当然のことなんだけど、
その上でどのように勝ち、どのように引き分け、どのように負けるのかっていうところにもこだわれないとリーグ戦になると戦い抜けない。
トーナメントであればヴァンフォーレ甲府のようなことも起こる。
そしてその奇跡を起こすことも簡単なことじゃないし、めちゃくちゃ評価されるべきことだとは思う。
でもリーグ戦になるとあの奇跡は起こらない。
レアル・マドリードに勝って降格するのか。
レアル・マドリードに負けて昇格するのか。
天皇杯優勝してJ2に残留するのか(もしくは降格するのか)。
天皇杯ベスト16敗退でJ1に昇格するのか。
トーナメントを勝ち抜く難しさと、
リーグ戦を勝ち抜く難しさは全くもって違うので、
レアル戦に向けて勝つための準備はもちろんだけど、
【どのように勝つのか】というところまで残りの5日間で突き詰めて行きたいなと思います。
ではまたー。