見出し画像

指導者ライセンスを持たない僕が育成の名門ラージョ・バジェカーノで働けたワケ

Hola chavales!!!!!

今回はみなさんに報告したいことがあります。

この度”ラージョ・バジェカーノ”というチームの

カンテラ(下部組織)に携われることになりました。

メインはカデーテ(カテゴリー名)というU-16のチームになります。

(今現在のリーグ戦の結果⇩)

画像1

さて、どのようにして

指導者ライセンスを持っていない自分が

スペインを代表する育成の名門

ラージョ・バジェカーノというチームに

携われることになったのかを紹介したいと思います。


日本での経験

まずスタートは今年のオフシーズン。

スペインで学んだことを還元したいという思いから

母校でコーチとして携わりました。

そこで初めて指導者という立場でサッカーを見ることができました。

選手の立場では感じることのできなかった新しい発見がたくさんあり

指導者に興味を持つキッカケになりました。


人生で今が一番サッカー漬け

画像2

ここで自分の1週間の大まかなスケジュールを紹介します。

月曜日の夕方:ラージョの育成年代の練習見学

火曜日の午前:ラージョorアルコルコン トップチームの練習見学

水曜日の夕方:ラージョの育成年代の練習見学

木曜日の午前:アルコルコン トップチームの練習見学

金曜日:オフ

土曜日:リーグ戦 1-2試合観戦

日曜日:リーグ戦 1試合観戦

プラスして

毎週 火 木 金の夜に自チームの練習

そして日曜日にはリーグ戦

というサッカー三昧の1週間を過ごしながら

スペインで選手としてプレーしながら

指導者の勉強もしている状態です。


1本の動画をキッカケに

ただ練習を見てるだけでなく

面白い練習や監督のコーチングの内容などを録画したり

試合を自分の携帯でビデオ撮って勝手に分析したり。

そんな中で

Twitterに乗せたConducciónを解説した動画。

それを知人を通じそのカテゴリーのコーチに送ってもらいました。

画像3

そしたらこの動画がカンテラの統括部長(ルベン)まで届き。

彼の率いるチームがカデーテだったので

今度はその試合を見に行き分析した動画を送りました。

画像4

そしたら

『彼(自分のこと)が望むなら一緒に働かないか』

(みたいなことが最後の文に書かれてる)

って言ってくれたので

今回このような機会をもらえることになりました。

本当にサッカー界は明日何が起こるかわからないですね。


指導者ライセンスは必要か?

自分の答えは”必要”です。

指導者ライセンスの講習を受けないと

学べないことがあると思うので。

ただ自分は

『ピッチ上にこそ学ぶべき事が沢山ある』

そう思っています。

ここまでに至る経緯で一度も

指導者ライセンスの講習は受けていないし

”学んだこと” ”見たこと” ”考えたこと”

全てピッチ上にあるものでした。

だから今指導者ライセンスを持っていなくて

指導者をしている方も

自分の考えてることに自信を持っていいと思います。

画像7

(トップチームのグラウンド)

サッカーを理解する

日本とスペインサッカーの違いって何だろう

って考えることはよくあります。

すごく表現するのが難しくて

でもあえて言うと『同じ(違いはない)』

要するにサッカーというスポーツをしてる以上は

”原理原則”は同じ。

常に『本質って何?』って考えることが大事です。

Entender el fútbol(サッカーを理解する)

(自分のお気に入りの言葉)

サッカーに携わる以上この言葉に尽きる。

画像5

(天然芝のグランド2面 人工芝のグランド4面)

またとないチャンス

今回のこの話はすごくありがたい機会だと思っています。

純粋に自分の考えや価値観が認められたことが

素直に嬉しいです。

自分の仕事は練習や試合のビデオを撮って

分析をすることがメインになります。

でもそれ以上に素晴らしい指導者の近くで

多くのものを学びたいと思っています。

Twitterの方でも共有していきたいと

思っているのでよろしくお願いします。

画像6








いいなと思ったら応援しよう!

スペインサッカー研究所
よろしければサポートお願いします。サポートして頂いたお金はこれからのより良い発信に役立てたいと思います。