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4月のライティングプログラム(短期)がスタート! 「スマホ」と「Tシャツ」の共通項を考えたら深かった

1つめのプログラムは「おっ!と言われる途上国のエッセーを書いてみない? グローバルライター講座『初級コース』」。今回が4期目です。エッセー(1人称の文章)を書く際に必要となる「視点」をどう見つけるか、そのコツを学ぶというのが内容。

初回の最初にやったワークは、「スマホとTシャツ」の共通項をみんなで探そうというもの。

表面的にしか考えなければ、スマホとTシャツは「全然違うじゃん」で終わってしまいます。ですが思考を巡らせると、あら不思議、2つの間にさまざまな共通項があぶり出されてくるのです。これが「複眼の視点」。楽しいですよ!

一見するとまったく違う「スマホとTシャツ」。受講者のみんながあぶり出したこの2つの共通項を少しだけご紹介します。

・どちらも自分を表現できる!

まずは簡単に思いつく視点から。

デコレーションやデザイン(メッセージを入れたりも)はもとより、その人なりのこだわりを出しやすい。たとえばスマホなら「紛争鉱物フリーの製品」もあるし、Tシャツはオーガニックコットンとか。

・どちらも旅の必需品!

思考が少し深くなってきました。

スマホとTシャツの旅での重要性はもはや、歯ブラシと並ぶレベルか。スマホは“黒電話の時代”からすれば考えられないほど“必需品”にランクアップした。用途をみても、写真の撮影から、SNS(インスタ、ツイッター、ライン)での発信、旅情報の収集、宿の予約、交通手段の手配まで、まさに無限大。旅先で出会った人とすぐにその場でつながれるのも嬉しいですよね(昔は手紙のやりとりをしないといけなかった。つながりが途絶えるのは時間の問題だった)。

Tシャツもまた、街歩き用からビーチ用、寝間着として、使い勝手の良さはスマホに負けず劣らず。

・どちらも人間のために作られたものなのに、一部の人間に迷惑をかけている!

こういった深い視点はワークの後半に出てきます。

スマホを作るのに欠かせないのはレアメタルだ。アフリカのコンゴ民主共和国ではそうしたレアメタルをめぐって紛争が起きている。殺されたり、レイプされたり。

また、Tシャツの原料となる綿花は通常、栽培する際に大量の水と農薬を使う。旧ソ連にある湖・アラル海は、周りで大規模な綿花栽培を旧ソ連が推し進めたこともあって、水が干上がった。環境破壊。言い換えれば、人間の生息環境を悪くする。地元民にとってはたまったものではないだろう。

これ以外にも、さまざまな「視点」がたくさん出ました。こうした深掘りする手順を踏むことで、他人と一味違うエッセーが書けるようになるのです。嬉しいですよね!

もう1つのプログラムは「『書く力』で集客しよう! 本当に集客できる集客文の書き方ゼミ」。今回が第5期。一言でいうならば、文章で集客する技を身につけましょう、ということ。

初日は、イベント名や講座名などのネーミングをどう考えるか、をテーマにしました。受講者の皆さんが企画中/企画予定/企画済みのネタをもとに、みんなで実際にイベント・講座の名前を付けてみるグループワークも。
ネーミングと一口で言っても、さまざまなことを意識して付けます。さもないと集客できません。そのtipsを学び、グループワークで実践します。グループワークの内容は受講者のネタなのでここでは公開できませんが、その代わりにganasのプログラムで集客に成功したネーミングをご紹介します(写真をご参考)。

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ganasはいま、下の3つのプログラムの参加者を募集中です。「書く力」は、どんな仕事をするにしても重宝する「ポータブルなスキル」です。日本の国力が落ちていく中、自分の生活は自分で守る時代にますます必須となるスキル。この春に集中して学びませんか?

【早割4/15】グローバルライター講座(第20期)の受講者募集、「伝わる書き方」と「途上国」を同時に学ぶ!
https://www.ganas.or.jp/news/20220304gwc/

【〆切4/20】途上国を発信するganas記者になろう!『77日記者研修』(第17期)の参加者募集
https://www.ganas.or.jp/news/20220305wt17/

【〆切4/29】レッスン料がベネズエラ人を救う!『命のスペイン語レッスン』(5月8日~10月31日)の受講生募集
https://www.ganas.or.jp/news/20220404espanol/