北九州市小倉南区にあるカルスト台地「平尾台」。この時期は草に覆われ、眼にも涼し気な緑一色の景観が広がる。
台地全体が高原の爽やかな風にゆらゆらとなびいている。
平野部から数百メートルほど標高が上がるだけなのに、ここは大自然のど真ん中。見るもの感じるものすべて別世界。
足元の大地すべては結晶質石灰岩、大理石の山だ。
この緑の野が秋には一面金色に輝くすすき野に変容する。
訪れたこの日は小雨交じりの曇天。頂上付近は雲がかかり、遠くまで連なるカルストの風景は見ることができなかった。
中腹から数枚だけ写真を撮る。
またあらためて天気のいい日にゆっくり歩こう。
昨年12月に投稿した平尾台の記事はこちら。
一面すすき野に変貌した景色もまた美しい所である。