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AWS Summit Toronto 2023〜現地参加してきた inカナダ〜

はじめに

Hi There!
みなさん初めまして、ワンキャリアでインターン生をしている渡邉です。

私はカナダのトロントに住んでおり、海外からフルリモートで業務を行っています。
SREチームに所属し、プロダクトチームと連携しながらサービスの信頼性向上を目指して運用・監視の自動化やインフラの強化に注力しています。

先日AWS Summit Toronto 2023にオフライン参加したので、今回はその様子を紹介しようと思います!海外におけるインフラやクラウド領域のトレンドがわかる内容になっていますので、参考になれば嬉しいです!

参加のきっかけ

私は、主にAWSリソースを使ってサービス開発と運用のサポートを担当しています。業務では度々AWSを触ります。また、海外のトレンドや最新のAWSサービス情報を集める良い機会だと思い、今回のAWS Summitへの参加を決めました。

ちなみに、開催地であるトロントはアメリカ・ニューヨーク州のすぐ隣にあるカナダ最大の都市で、本イベントはダウンタウンにある会場で開催されました。すぐ近くにはCNタワーという東京スカイツリーと似ている展望台があります。

CNタワー

イベントの概要

先日、ワンキャリアのテックブログにて4月に行われたAWS Summit Tokyo2023について紹介しましたが、トロントでのイベントは以下の通りで、概要は東京で行われたものと似ているように思います。

  • KeyNote

    • 新規サービスの紹介

    • パートナー企業の事例紹介

  • ブース/ラウンジ

    • 開発者、起業家用ブース

    • AWS認定者専用ラウンジ

  • 講演

    • AWSやスポンサーの方が様々な形式で講義するセッション

会場の雰囲気

開場が朝7時で私は9時ごろに会場に到着したのですが、最低でも500人の参加者がすでにいてイベントの規模の大きさに驚きました。

Keynote後のメイン会場(満席で入れなかったので、人がいない時に撮りました)
EXPOに入ってすぐのところに、周りとは別格におしゃれなDatadogさんのブースがありました

講演を通じて得た学び

イベントでは自分の好きなようにブースや講演を見ることができます。
一番興味があった講演(Resilience and observability for modern applications)は、開始早々満員になってしまい観ることができませんでしたが、AWS社のBurton氏によるQuickSightというBIツールの使い方や、Datadog社のBhutto氏によるサーバーレスリソースのオブザーバビリティ(可観測性)向上についての講演に参加しました。

今回のイベントの中で特に興味を持ったのが、オブザーバビリティに関する講演です。というのも、業務でコストマネジメントやアプリケーションの可観測性に課題があると感じており、自分の中でトレンドになっていたからです。また、監視とは違い特定の数値を定義しシステムの状態が良いか悪いかを判断せず、オブザーバビリティはログやメトリクスなど様々な情報を可視化して状態を理解するということが今回の講演から得られた一番の学びでした。オブザーバビリティを向上することで、コスト上昇の原因特定、インシデントの根本的な原因、ログ解析などにかかる時間を短縮できるので、講演からノウハウを吸収できたと思います。

所感

今回のイベントに参加して感じた印象は、全体的にクラウド/インフラ領域のML/AI、セキュリティ、Kubernetesマネジメント、オブザーバビリティ、コストマネジメントが流行っているということです。そして、日本のSummitと大きく違った部分は、参加企業や事例だと思います。今回のEXPOに出展していたほとんどの企業はOktaやHashicorpなどの外資系企業。また、Keynoteで紹介された機械学習アプリケーションをゼロETLで開発する他社事例など、グローバル基準で最先端のトピックが取り上げられていました。ただ、イベント自体の大まかな内容や構成は日本で行われたAWS Summitに似ていると思います。

終わりに

AWS Summitに初めて参加して、様々な企業の新規プロダクトや機能を知ったり、講演から学びを得られたり、非常に新鮮な経験ができました。今回学んだことを業務でも生かしていきたいし、来年は日本のAWS Summitにも参加したいと思います。


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