逆境受験（ひとりぼっちの２ヶ月戦争）第２３話[新たな方法]

【前回までのあらすじ】

中学３年生のヒメちゃんが、入塾してきたのがクリスマスの日。

第１志望校にどうしても合格したいと強い希望でした。受験まで２ヶ月しかないので私は、入塾させるか相当迷いました。

中学１年生から４つの塾を利用しましたが、成績は下がり続けるばかりで１度も上がることがなかったということでした。

成績もとても低く第１志望校を受験できるレベルどころか、高校に行けるかどかのレベルに私は愕然としました。

内申点が最低ランクでしたので、学期末テストで成績をアップできなければ受験を諦めるしかありませんでした。

そこで、受験対策をストップし学期末テスト対策を行うことにしました。

＜学期末テスト英語対策＞

試験範囲の現在分詞の説明途中で、代名詞がほとんど分からないとヒメちゃん。

独自の図式化の授業方法で理解したと思ったら、人称が分からないとヒメちゃん。

私『１人称、２人称、３人称全て分からないの？』

ヒメ『うん。』

私『それでは、例題を絵で説明するね。』

約１０分経過。

私『分かったかな。』

ヒメ『何だ、簡単。』『今まで、質問しても分からなかったのに‥‥。』

これで、【代名詞・人称】と説明し理解してもらえました。

これで、やっと学期末テスト範囲の［現在分詞・過去分詞］の授業をできると思いました。

　しかし、私には心配事があります。それは、忘れないかということです。

前にも何回かあり、再度授業のやり直しを行っています。現在も必ず前の授業の復習を行ってから、次の新しい内容の授業にいくことにしています。

そして、【基礎確認テスト】を行います。（前回と同じ授業内容について私が作成したテスト）

忘れていないかをチェックして、テスト結果から次の授業を修正するようにしています。

それでも授業するごとに新しい問題が続出します‥‥。

学期末テストまで残り１０日‥‥。

次回、２４話【こういう方法も‥‥。】