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メンタルだけでなく、カラダの不調に焦点を当ててみて良かったこと

私は高校生の時にうつ病になってから、長年メンタル不調に悩まされてきました。メンタルの不調は本当に人によって症状が様々で、病院にいっても先生によって診断結果が変わるほど、専門家でも判断が難しいものだそうです。

私自身もなんとか改善したくて、これまで自分でいろいろ調べていろんな症状や性質を疑ってきました。双極性障害、境界性パーソナリティ障害、アダルトチルドレン・・などなど。

メンタルの不調の原因を知ったところで余計に落ち込む

でも、いつも調べてなるほどなと思っても、何か具体的な対策に進むことがほとんどなかったように思います。だいたい書いてあるのは、休みましょうとか、酷くなったら病院行きましょうとか、健康的な生活を送りましょうとか。

もちろん、まずは知ること・理解することが大事だと私も思います。でも、その先に進まない。最初は自分のことを少しでも理解できたようでホッとするんですが、むしろ、メンタル面にばかり焦点を当ててると、また不調があらわれると「やっぱ自分ダメだな」「前進できてないな」とさらに落ち込んでしまうんです。

PMDD(月経前不快気分障害)を知って意識が変わった

そんな時に、PMDD(月経前不快気分障害)というものを知りました。PMS(月経前症候群)は知ってる方も多いと思うのですが、PMDDはPMSよりも精神面に強く症状が現れて生活に支障をきたすレベルのものです。

“症状の発現する時期に特徴があり、月経の始まる7〜10日前くらいに精神症状が発現します。その症状は激しく、生活に支障をきたすほどです。しかし、月経が始まると速やかに症状が軽減し、遅くとも月経が終わって一週間で症状がなくなります。このように月経周期に合わせて発現する精神症状を呈する疾患は、月経前不快気分障害(PMDD)以外に存在しません。”
月経前不快気分障害(PMDD)の症状と原因ー月経前症候群(PMS)とは違う? | メディカルノート より)

もしかして、PMDDかもしれないと思い、しばらく自分の月経周期とメンタル不調を気にするようにしました。そしたら、毎月、月経の2週間前あたりからだんだんメンタルの調子も悪くなり始め、1週間前あたりは情緒不安定になりやすくなっていることがわかりました。

具体的には、月経周期を専用アプリに記録しつつ、その日の気分をアナログのカレンダーに↓こんな手帳用の表情シールを貼ってました。

メンタルだけでなくカラダの方にも焦点が当たるように

月経って女性にとってはどうしようもないことですし、カラダの特性なので、この月経とメンタル不調の関係性(PMDD)を実感したことで、「まさか、こんなにメンタルとカラダが密接に関係してるなんて・・!」とかなり驚きました。

よくメンタル弱いなら運動しようとか見聞きするじゃないですか。あまり運動も好きじゃないし、ふ〜んとしか思ってなかったんです・・。むしろ、生活習慣よりもまずはメンタル面を改善しないとどうにもならないぐらいに思ってました・・。

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カラダの不調を改善するためにやったこと

メンタルとカラダの関係性を実感してから、カラダの不調の方がいろいろ具体的にできることがありました。

PMS/PMDD:
副作用もあり薬との相性もあるので万人にはオススメできませんが、私はピルを飲むことで少し落ち着きました。(最近、クラウドファンディングで購入したMoniciaという計測ツールをゲットしたので、これからさらにPMS/PMDDと不調の関係がわかるといいなと思ってます。)

食生活:
一時期、忙しすぎて朝昼晩コンビニだったので、『カロリーママ』というアプリを使い始めました。アドバイスしてくれるので、コンビニ通いでも「果物食べたほうがいいって書いてあったからリンゴも買おう」とか無理せずバランスを意識できるように。(近くのコンビニがローソンだったのでローソンとの連携が地味に良かったです。)

運動:
運動があまり好きじゃない私にはいきなりランニングとかジム通いとかはハードルが高いので(過去何度もランニングしようとして失敗・・笑)、まずは日頃の習慣を見直してみることにしました。
私はデスクワークのため長時間座りっぱなしになり血行も悪くなる→慢性の首肩こりが問題だったので、長座アラートがついているスマートウォッチを購入しました。そもそも、作業に夢中になって昼ごはん食べずに気づいたら16時17時とか余裕でやってたので、だいぶ適度にカラダを動かすのを意識できるようになりました。

睡眠:
上記と同じスマートウォッチに睡眠の質の計測もついており、ノンレム睡眠とレム睡眠のデータが可視化されて、睡眠の質がわかるようになりました。睡眠の質が悪い時は、やはり眠っても疲れが取れてない日が続いているのがわかるように。

心拍数とストレス度:
またまた同じスマートウォッチに、心拍数からストレス度を数値化してくれる機能があって、これが結構嬉しい機能でした。心拍数が急激に上がる=過度なストレスがかかってるとなって、深呼吸しましょうとお知らせしてくれます。

低気圧:
自分には関係ないかなと思っていたのですが、少し前に耳の不調に見舞われて、時々耳が塞がった感じで聞こづらくなるようになってしまい、調べていたらどうやら気圧と関係あることがわかり、『頭痛ーる』というアプリで気圧をチェックするようになりました。そしたら、耳だけでなく、気圧がかなり下がるとカラダがかなり怠くなることに気づきました。

最近は便利なグッズやツールがいろいろあるので、このようにやってみてわかったのは自分の日頃の生活が全然健康的じゃなかったことです・・(笑)。メンタルの問題の方ばかり考えて、カラダの方には意識が向いていなかったことを痛感しました。

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メンタルよりもカラダの不調の方が気づきやすい

あとは、何よりも自分自身がメンタルよりもカラダの不調の方がずっと自覚しやすいことでした。

今日はちょっとカラダの調子悪いからあまり無理しないようにしようとか、明日は気圧下がるからタスク少なめにしようとか、ちょうど月経周期的にこの週はなるべく人に会わずに仕事量も予め減らしておこうとか。

自覚できるとこんな感じに自分にちょうど良いように考えたり調整できるようになります。私もまだまだ模索段階ですが、広い視野で自分と向き合っていきたいなと思う次第です。

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