台風

天気図のデザイン - 夏と冬

 4月も終盤にさしかかろうとしています。
 日中の気温が上昇⤴してくるともに『衣替え』が必要になりますが、5月1日から【夏バージョン】に切り替わるものの一例として、表題のものがあることを知っている人は、雑学ツウなのかもしれません。

<4月末までは左 5月になると右のように変わります>

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パッと見では感知しづらい程度の差でしょうか --- よく見ると「場所」がズレてますね(p_-)

 これは、【冬季と夏季では、”予報”に関連する気団・気圧があるエリアが異なるから】という要件が土台となっていて、より影響を受ける方面にクローズアップしようとの目的で構図が変わります。

 冬季は(寒さや雪の原因になる)シベリア気団の勢力に注目が集まることが多いので、左側の図のような〔日本列島が枠の中央に位置する〕感じです。それに対し、夏季は太平洋高気圧や迫り来る台風が気掛かりですので、右側のように〔南側の海上の領域が広く占められて=日本列島が北寄りに押し上げられて〕います。
※ちょうど半年後の11月1日に冬バージョンに変わります☝

 『目的に沿う』という姿勢は、こんなところにも(穏やかに)顕れているのですね😲 

+++ 冬季/夏季と言えば、航空ダイヤ✈ こちらは国際ルールに基づき何週間も前に既に夏季スケジュールへ移行済みなのです。その稿はまた別の機会に(^^)/

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