![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103958842/rectangle_large_type_2_0b2b52db10798dbbd68aad1df434277f.jpeg?width=1200)
さあ、イタリアを楽しもう!サッカパウ!!with TASSY イベントレポート 後編
イタリアンとナチュラルワインって、そもそもどっちも楽しいものだよね?ね?そう改めて感じさせてくれたのが、西麻布のクリエイティブ・イタリアン「サッカパウ」のイベント「さあ、イタリアを楽しもう!サッカパウ!!with TASSY」
後半は、来場しているゲストの方々にも話を聞いてみました。みなさん、楽しんでますかー?
「はい!楽しんでますし、すごくシンパシーを感じますね」
![](https://assets.st-note.com/img/1682458641906-vCwWmiIDer.jpg?width=1200)
と話してくれたのは、静岡のビストロ「ATO」のオーナーであり、自身もソムリエである服部さん。
「まずイベントだからこその立食で自由に飲めるスタイルもいいですし、目の前で仕上げてサーブしてくれる演出にもワクワクします。料理の盛り付けもそうですが、いかにキャッチーに、楽しくおいしそうに見せるか。このプレゼンテーションの仕方は、本当に参考になります」
![](https://assets.st-note.com/img/1682458835616-jmw3BZBl7Y.jpg?width=1200)
よくぞ言ってくれました!料理のプレゼンテーションに関しては、サッカパウがまさに得意とするところ。いつもはちょっとかしこまったムードの中、繊細な技を皿の中で繰り広げるシェフ田淵のクリエイティブパッションが、今日は自由に、おおらかに解き放たれ、したたっているような感覚です。
![](https://assets.st-note.com/img/1682458886082-zzjGZ9SFtA.jpg?width=1200)
たとえばこちら。“イタリア風おでん”と呼ばれる北イタリア・ピエモンテ州のコンフォートフード「ボリートミスト」は、ストウブの鍋ごとサーブ。ホロホロの赤い肉と黒い鍋のコンビネーションが、なんとも美しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1682458929662-ClLDjx3iVF.jpg?width=1200)
同じ鍋は鍋でも、スキレットで供されているのは自家製のサルシッチャ。粗めの豚ひき肉で作る、ゴロゴロ感がたまらないソーセージです。イタリアではそれぞれの家庭で作る習慣が、今もなお残っているそう。いびつで素朴なルックスが逆にそそる!
![](https://assets.st-note.com/img/1682458977492-uUwoUujdOc.jpg?width=1200)
長〜い串がテンション上がる!ラムのスパイシー炭火焼きもバーニング中。しっかりとした赤と合わせたくて、たまらなくなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1682459036304-4GQwyyFUEg.jpg?width=1200)
こちらはローズマリーやセージなどハーブをすりこんだ豚肉のロースト、ポルケッタ。焼き上げたばかり!テラリテラリと輝く肉のかたまりのままステージにどん、と鎮座。よく切れるナイフを使って豪快に切っていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1682459091410-hYQIgKIgzs.jpg?width=1200)
ほら、このピンクに光る断面!映えなんて通り越して、もはや神々しささえ感じます。
常に状態をチェックし、少し時間が経つと、すかさずリヒート(温め直し)するシーンも。「軽くでいいよ。溶けないように」とスタッフへの指示も忘れない田淵シェフ。
![](https://assets.st-note.com/img/1682459201844-TCzeTiksoM.jpg?width=1200)
ビュッフェであっても、作りたて。できるだけおいしい状態、おいしい温度で食べてもらいたい。そんな願いと細やかな気遣いこそが、サッカパウらしさです。
続いてお聞きしたのは、飲食店のメニュー開発などを手がけるコンサルティング会社を経営する佐藤さんとパートナー。イタリアやドイツなどヨーロッパのシェフとのつながりを持ち、現地の生産者もふくめて、日本との橋渡しをする役目をされているとか。
![](https://assets.st-note.com/img/1682459245295-8gps6lAk5J.jpg?width=1200)
「たとえば僕は今、沖縄の飲食店と仕事しているのですが、この地域がもともと持つ文化と、海外の食文化を融合させて、形にしていくのが面白くて」
と話してくれた佐藤さん。今回のイベントのテーマが「イタリアの伝統的なローカルフード」ということで、興味津々のようす。
「イタリアの文化を感じさせる、会話のきっかけになるものがたくさん用意されてますよね。バラエティに富んだ料理は目で見ても楽しいですし、本格的な料理なのに、食べやすい形で提供しているところもすごい」
またこのイベントの雰囲気も気に入ってくださっているようで。
![](https://assets.st-note.com/img/1682459389341-3csNZ1o7JV.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1682459502145-EFcv3GxoWr.jpg?width=1200)
「おしゃれでカッコいいけれど、スタイリッシュすぎず、カジュアルで居心地がいい。知らない人と出会ったりするのも楽しい。次はぜひ、コースをいただきにまた来たいと思いました」
ありがとうございます!通常の営業時は、まったく違うムードを醸しておりますので、お待ちしてますね。
そして、さきほどからクールで颯爽としたスタイルがひときわ目立っていたご夫婦をキャッチ!外苑前などでワインショップ「ウィルトス」を営む中尾さんと、そのパートナーです。
![](https://assets.st-note.com/img/1682459592786-F3NJc31mUs.jpg?width=1200)
昨今、めきめきと盛り上がりを見せるナチュラルワインのシーンについて、ひとことお願いします!
「自分でお店をはじめて7年経つんですが、圧倒的に若い人が増えましたよね。30代前半、もっと若い20代の子もわざわざ来てくれる。そんな中で僕らが大事にしているのは、頭で飲まなくてもいいワイン。とっかかりがSNSでもOKだし、ビジュアルやグラフィックが面白いとか、作り手さんのかっこよさとか、なんでもいい。とにかくいろんな飲む機会、体験を増やすことが大事で、そこからだんだんステップを上げていくことで、裾野が広がっていけばいいなと思っています」
そう!知識がないといけない、置いてきぼりになるなんて、本当はない。あくまで人生を謳歌するためのチャーミングな相棒として、ワインを楽しんで欲しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1682459762301-reUDiKzObL.jpg?width=1200)
とくにナチュラルワインの世界は、既成概念にとらわれないオルタナティブな感性が、まさにスパーク中。「おい、もっと楽しめよ!」とワインが肩をたたいているよう。
今回のようなテーマでイベントを開催したのも、そんな願いから。もっと気軽に、エンタメに親しむような感覚で楽しんで欲しいのです。
ということで、まさにそのお手本とも言えるような素敵な大人たちのスナップで締めくくりましょう。チャオ!
![](https://assets.st-note.com/img/1682459808771-uVvRZky05O.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1682459918757-t7nlyz6i3J.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1682459945416-4nqJzezSx8.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1682459992792-2UhS7DsgqM.jpg?width=1200)
----------------------------------
[ SHOP DATA ]
S'ACCAPAU
東京都港区西麻布1丁目12-4
nishiazabu1124ビルB1F
TEL.03‐6721-0935
https://instagram.com/saccapau_official
----------------------------------
[制作会社]
デザイン・リンクス株式会社
東京都渋谷区広尾1丁目1-20 グレース広尾202
TEL.03‐6450-5768