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敷地から始めよう

建築では敷地があって初めて建築が建ちます。

私の恩師の口癖は「答えは場所にあり」でした。

私のゼミに、たまにいた建築志望学生。

まず、敷地模型をしっかり作らせることをしていました。

土台が弱いと建築が建たないのは自明であり、模型でも同じです。

敷地もただ単に平たい土地ではなく、周辺の高低差も詳細に調べさせます。多くの敷地はそんな風に複雑です。

敷地をしっかり作る事で、敷地倒れにできなくなります。

「敷地はすごいけど、建物がイマイチね」

と言われたくないからです。

敷地模型にそれだけこだわったから、段々とモチベーションが上がって、良い建築設計になるわけです。

やる気が出ないなら、考えてないで良い敷地をまず作れ。

これはデザインでも同じ。

悩んでないで、まず土地を作るために手を動かす。

いつまでもやる気が出ない人ほど、手を動かさないのです。

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