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#042:支援事例

兵庫県神戸市を拠点に活動しております「まじわるデザイン」代表の戸田裕之です。
「ムダをなくしたいだけ」です。

引き続き支援者について書きます。
前回の投稿です。

引合時などで、支援の事例を提供してほしいという要求を受けることがあります。
そういうときは基本お断りしています。

支援者にとっては実際の事例は、お客さまの所有に属するものです。従って、お客さまに断りなく事例の内容を他者に提供することは、どんな形でお客さまに影響が及ぶか予測ができませんし、そもそも職業倫理に反します。

なお、事例を分析することによって何らかの知見を得ることを目的にして、きちんとした手続きのもとに事例を出すことについては、上記のこととは別で、世の中の進歩のために必要なことです。

また、事例を知りたいという方は、それを持ってくれば自分のところでそのまま使えるともお考えなのでしょうが、少なくとも私が主に対応させていただいている非定型の支援業務では、「それはうちにはあてはまりませんね」となってしまうだけなので、お互いに時間のムダです。

私が所属している日本キャッシュフローコーチ協会では、事例をもとに、抽象度を上げて他の方が活用可能な形にした「事例ストーリー」というやり方を推奨しています。
また、さらに抽象度を上げていくと、井庭崇さんが提唱しておられる「パターン・ランゲージ」のようになっていくのでしょう。
このようなレベルで本当に役に立ち、お客さまにも迷惑をかけないようにお伝えしたいものだと考えています。言い訳ですが、それには時間がかかるので、現段階では、個別のご支援に自分の時間を振り向けているところです。

写真は、香川県観音寺市のポケモンマンホールです。
=「ポケふた」のHPから=
香川県の「ポケふた」について
「うどん県PR団」として大活躍のヤドンが描かれたポケふたは、香川県内の17市町村すべてに設置されています。県内のさまざまな景観などのイメージとヤドンたちがにぎやかにデザインされています。香川県の特産品である”うどん”はもちろん、”ヤドン”のポケふたもお楽しみください。
=ここまで=
うどんとヤドンは語感が似ているため、「うどん県」を「ヤドン県」に変更したそうです。
===誰一人取り残さない===

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