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Webデザイナーのどうでもいい話

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2000年に起業。起業もWebデザインもコーディングも全部独学。(笑)なんとなくやってきた事が「生き残り」につながっているかもしれんなぁって。そろそろアウトプットしていこかと思っ…
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#フリーランス

どれかに興味を持つことができればって話

就労移行支援事業所でのWeb講座。まもなく終わりが近づいてきました。 1か月8回各2時間。それが6か月で1クール。 WordPressがメインなのですが、そのスキルだけでwebデザイン会社に就職というのは正直厳しい話です。 なのでHTMLやCSSも伝えます。 受講生のほとんどはWebデザイナーとして就職を希望しているわけではありません。目指しているのは「自立すること」です。 何か「できます」といえるスキルがあるのは、自信につながることだと思うのです。だから講座の中ではWo

メールが読めない、サイトもみられへん、どないしてくれるねん?

昔は、サーバーがダウンしてしまってみられないってことはありましたが、最近はこういうことは減りましたね。 しかし、それでもお客様から時々連絡があります。 「売上にかかわることやで。お客さんから店つぶれたんか?って嫌味いわれたわ。どないしてくれるねん!!!」 あー、やったな……。真っ先に思い浮かぶ原因はドメインやサーバーの期限切れです。自分で管理しているお客様の場合よくあるパターン。 好きなようにゆうてたらええわ。恥をかくんは自分やし。って感じで聞き流しています。そしてすぐ

私が法人相手の仕事をしなくなった理由。

起業してしばらくは小規模事業や、個人商店のお客様が中心。しばらくしてから広告代理店や一般企業からの仕事が増えてきた。企業の場合は、対法人である、みたいな感じがあったので信頼とか信用のために私も法人化。 対法人にチェンジしたらさらに仕事は増え、広告代理店は、毎月定期的な仕事が多く、量もまとまっていたので収入が安定。 一般企業からは発注額も多くて、割の良い仕事に思たし。すごく自分がフリーランスで成功している感じ。 でも、良い点ばかりじゃない。納品直前になって、部長さんの一言で全

今もまだやってます?年2度ほどそんな連絡があるんですけど。

「ずーっと前にお願いしたんですけれど。今も仕事していますか?」 「まだ今もそのままですか?」 10年以上前にお得意様だった方。 駆け出しのころ、たった一度だけ発注してくれた方。 担当者が変わって切れてしまった会社。 そらそうですよね。20年ですもんね。 会社でもお店だと、廃業したり移転しているなんてよくある話。 ましてや個人ですもんね、私。 私は途中、電話や住所に変更があったので、連絡の取れたことが奇跡! 名刺からメールで連絡を下さるケースがほとんどです。 しかし、ど

Webデザイナーのどうでもいい話#20浮気相手と間違われた事件

15年くらい前の話ですけど。 SEさんの紹介で、Webサイト作成をするということで打合せに行った某建築系の会社。60代くらいの社長さん。奥様も会社の役員さんという感じ。 打合せが終わり制作するために、メールや電話など社長さんと直接やり取り。 数日後、社長の電話番号から私の携帯に電話がかかってきたので、取ってみると、電話の向こうから女性の声で「あんた、誰や?うちの夫と浮気してるやろ?」 は?何のこと? 確かにサイトの打ち合わせもあって、日中頻繁に電話はしていたけれど。

Webデザイナーのどうでもいい話#19何度もNG。泣きながら仕事をした夜。

引き受けてしまったものの、何度納品してもNG。たった1つのバナー。 単価は800円。自分のできる技術を駆使したつもり。 何が違うのか教えていただけませんか。 NGの理由が全く分から~ん。 「それをこちらに聞くのは間違えていますよね。プロならクライアントが望んでいるものを納品してください。」 厳しい一言。今思えばなんと失礼な質問をしていたのか。すごく恥ずかしいけれど。 バナー。これくらいならできるやろう。 そう思って引き受けた。簡単にできると思い込んで、仕事をなめていた

Webデザイナーのどうでもいい話#18ポートフォリオがない駆け出しの時にやったこと

駆け出しのころは実績がないので、応募しようにもできない。 これが結構きつい。ダミーを作るという方法も考えたけれど。 なんか違うような気がして。そこで私が思いついた方法が2つ。 1つ目は「テンプレート」販売していることにした。(笑) 2000年当時、HTMLテンプレートは普通にネット上に氾濫していた時代。 英語圏のテンプレートなどを使う人も多く、日本語でボタン類も汎用的なものを作っておいてセットで販売。 2つ目は知り合いのボランティア団体や個人事業主さんに事情を話して、無料

Webデザイナーのどうでもいい話#17バックグラウンドが欲しくって

サラリーマンでも自営業でも法人なら社名の入った名刺があります。名刺をみれば肩書やどこに所属している人なのかがわかります。しかしフリーランスにはそういったバックグラウンドがありません。屋号はただの屋号でしかないわけでs。 法人になる前に、信頼や信用に値するようなバックグラウンドはないかな?と探していた時期がありました。 そこで出会ったのが●●協会的なものです。 当時は自宅オフィス、自宅起業の人をSOHOと言っていました。そういう人があつまる場を作るぞ!というので、お声がかかり

Webデザイナーのどうでもいい話#16私が自分のWebサイトをどうしても作れない2つの理由

1つ目はどんなデザインで作ればいいのか迷いすぎるから~。 Web制作会社のサイトって「プロ」だからこだわりとか個性が強いところが多いわけです。 そしてそれが「第一印象」となってしまう気がするし。 私の場合、どんなサイトでも作ります!とは言わなくて、苦手な業種もあります。そういう場合は、Web作成連絡網を使って得意な方にお願いします。 そういう思い込みやこだわり、私が一番強いんやろうなーと。 見栄っ張りといいますか「ええもん作ってくれそうな人」に見られたい願望ですね。(苦笑

Webデザイナーのどうでもいい話#13Webデザイナーに必要なもん

時間がたくさん必要だった20年前の起業当時。最初はノートパソコン1台だけでスタート。 ネット回線も夜中しかつなげない不便なやつ。 確か電話の線を切り替えてどうのこうの、という感じ。 今みたいにメガバイトの単位なんか絶対無理。 フロッピーを何枚も何枚も、何十枚も。(爆) だからネット回線の契約は必須でした。 IT系なのにやることは超アナログプリンター、スキャナ、そしてカメラ。三種の神器みたい。 そしてFAXもあればなお良し! Webデザインなのにプリントアウトしてお客様に見て

Webデザイナーのどうでもいい話#12起業したけど仕事をもらうのは大変やってんその2

続きのお話でその1はここ。 ​とにかくスキルも何にもない私が、グループワークというすごい武器、ようするに他人のスキルで案件応募して、仕事を得るという、ずるい方法ですけど、それで仕事を得るようになり、役割的に私はディレクターとなりました。 ちょこっとのWebの知識。それと勘の良さと柔軟性。これがあったことで、いろんな仕事を得ることができました。 デザイナー、コーダーと分けた分業スタイル。なんと効率の良いこと。ワンオペに比べたら時間は3/2になるや~ん。時給もUPするしいいこ

Webデザイナーのどうでもいい話#11フリーランスは自由でええなぁ。うん、そうやで。

はい。ほんまに自由ですよ。 ●仕事の内容 ●誰とするか ●どのくらいの量をこなすか ●どこでするか ●どのくらい報酬をもらうか ●いつやるか これ、全部自分で決められるんですもん。 ですが、これは確実にお客様を捕まえることが出来る人が言える事です。 駆け出しで誰にも知られていないフリーランスのWebデザイナーが仕事を選んでいたら、即廃業!(笑) 仕事を選ぶなんて100年早いっちゅう話です。 でも仕事は選ばなかったとしても、全て相手の言いなりである必要はありません。報酬は自

Webデザイナーのどうでもいい話#10主婦はつい財布を一緒にしてしまうねん

消えた報酬フリーランスのWebデザイナーがこの時代に報酬を現金で頂くというのは滅多にないことで、多くは振込やと思います。 それが家計と同じ口座だったら、気づいたら「あれどこ行ったんやろ?」みたいになるわけです。 起業当時は報酬がいただけるだけでうれしくて。利益の事なんて考えてもいなくて。打合せに行く経費、携帯料金、電気代。パソコンや周辺機器の購入費。考えたら考えたら「赤字やろ~」の仕事のほうが多かったかも。 落とし穴があったとはせっかく働いたお金がどこにも残ってないなんて

Webデザイナーのどうでもいい話#9パソコンって永遠の命ちゃうねん

昨日、Windows10が起動しなくなった。DELLのロゴマークは出るのにそのあと、うんともすんとも言わない。 パソコンってほんまにあっけなく壊れるんです。 修理に出せば直る事もありますが。データは二度と戻ってこないんです。 起業した当時はパソコンの扱いにも慣れていないので、こんなことが起きるなんて全く想像もしていなくて。 データが消滅するなんてもう信じられませんでした。 当時はフロッピーディスク。外付けHDDもあったと思うんですけど、高くて手が出なかった記憶があるなぁ。