デザイナーとして最大速度で仕事を進化させるために、身につけるべき知識とは
あっというまに3月が終わり、1Q終了。クリエイティブデザインのグループができて、もう3ヶ月が過ぎました…!毎度のことながら時間の経過が早い!
この1Qを通して感じるのは、日々のデザイン業務を通じて仕事を進化させていくことの重要性です。次々と新しい技術が登場し、市場もユーザーニーズも変化し続け、私たちに求められる幅もどんどん広がっていく。その環境下で、デザイナーとして身につけておくべき知識は何か?を改めてメモ。
UI/UX/情報設計
これらの知識を身につけると、デザイナーとしての仕事の幅がもっと広がり、仕事の進化をさせることができるはず…
UIデザイン
デザイナーのロジックをノンデザイナーにも共有することで、効率と速度があがり、制作スピードを最大化できる。
デザイン原則をはじめ、カラーリング、タイポグラフィ、ナビゲーショの意図などもそう、UIデザインはロジカルでエンジニアリング的要素が高い。
その上でユーザーが目的を達成できるように定義されたデザインを知ってもらうことで、共通言語で仕事を進めることができるようになる。
UXデザイン
客観性を重視することを身につける。思い込みを排除したり、仮説検証することでUIだけでなくユーザビリティやアクセシビリティ、そして満足度などの感情面も考慮しながらヌケモレなくデザインを構築していけるようにする。
デザイナーの主観に左右されるのではなく、ユーザーに問いかけ、ユーザーと向き合う姿勢を持って、客観性を失わないことが大切。クリエイティブで表現したときに、ユーザー中心のアプローチであることを「なぜそうなのか?」の理由として伝えていく。
情報設計
情報設計とは、言葉を使って情報を整理し構造化することでユーザーが情報の理解を早めることに役立つもの。情報アーキテクチャ(IA)は、Web制作だとディレクターの役割になりそうだが、デザイナーとしてコンテンツを整理する力があることで、ディレクターを待たずにデザインをスタートできる。結局UIデザインをするのであれば、デザイナーがその土台となる情報設計をしてしまうのが良い。
デザインの必要性を考える
昨年1年間でコーポレートクリエイティブチームの活動は、全社や事業部のデザインを支援していくチームであることを浸透ができ、この1Qでのデザイン相談は増えています。社内でも「コーポレートクリエイティブに相談したら?」という状態になり、さまざまな部門やグループから連絡をもらうようになりました。
カンタンなバナー制作やチラシ制作など具体的な指示をビジュアル化するもの
何を作ればいいか?な状態から、引き出し、整理し、アイディアを提案するもの
と期待される内容の幅もとても広くなってきました。
「良くできるのであれば、良くしたい」という気持ちが当たり前になり相談をいただくことが増えたと感じます。
そういった期待に応えるために
品質の高いクリエイティブのアウトプットを最大速度で提供すること
これを大事にしています。
そのために、UI/UX/情報設計の知識を持っていれば、相手から情報が揃うまで待つのではなく、一定のヒアリングやディスカッションをすれば、こちらからゴールを汲み取り提案型でクリエイティブを添えつつ意図を持って仕事を前に進めることができる、ということができるのではないか。
事業を進めるにあたって、効率よくスピード早く、結果コスパがいい状態をデザイナーが作る。
ビジネスでここを実現するには、ロジカルに正解を導きだす必要性があり、その発想ができるデザイナーが必要でそれに必要な知識として、ビジネスフレームワークなども身につけることは加えて重要ですね。
デザイナーがより事業にスピーディに貢献するために、仕事の進め方を進化させていければと思います!