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1.はじめに、DTCとは

<はじめに>

こんにちは、デルキンと申します。

皮膚科の学習塾的な、医療者や一般の方が学びやすい、トレーニングセンターを始めたい思い作成しました。

DTC:Dermatology Training centerと名付けました。

具体的な臨床写真は公のブログに載せるのはためらわれますが、
画像検索でも十分参考になりますし、書籍テキストなら、
あたらしい皮膚科学 第3版 清水 宏中山書店
をオススメします!(入門書のような薄い本も出ていますが、実際に内容を見る限りでは、あたらしい皮膚科学を買っといた方が結果的に良いと思います。)
臨床写真や図が豊富、説明も適切なため、みなさんに広く分かりやすいと
思われます。 もちろん皮膚科医のバイブルでもあります。
足りないもの、さらに勉強したいときは、アトラスの画像集や他の専門書で補いましょう。

<目的>

DTCを作ろうと思ったきっかけについて紹介します。

1つは、総合診療力を求められる時代に、他科のトレーニングを受ける機会がないに等しい現状に疑問を持ったため。もう1つは、オンライン化の普及です。

いま総合診療力が求められる時代。
とくに人手不足な医療機関、当直、地域医療、僻地医療、介護、高齢者、入所施設などでは専門外の対応もしばしば。。。ひぃー。

しかし、
自身の診療科目以外についてトレーニングを受けるチャンスがない。。。

皮膚科の場合、視診、問診が中心。手技と言っても水虫検査か小切開程度。オンラインで学びやすいと思われる。

インターネット上に情報は沢山あるが、診断名ありきの解説がほとんど。
例えば、「アトピー性皮膚炎とは、〇〇という症状や治療です。」
自分でアトピーと診断出来れば参考になるが、その前にまず、皮疹をみて診断出来るスキルが必要だ。
また、まとめサイトのような情報系サイトでは、専門家ではないライターが書いている記事も多いようです。

マイナー科目は、馴染みがないし、病名も1から覚えるのは大変と思われるかもしれないが、
カテゴリー分けすると整理しやすいし、鑑別疾患も覚えやすい。

私が学生だった頃か研修医時代に、日本の某米国海軍病院でトレーニングされた医師や実際に海外で活躍される医師たちに勉強法を聞いたことがあり、また入局したての頃の教育的な指導医に教えをいただいた経験からこれらを参考に紹介していきたい。


コツコツと続けていくつもりですので応援おねがいします!
オンラインでブログで学べるのは、場所や時間の拘束が少なくていいですよね。

ここで、デルキンの自己紹介。

皮膚科専門医。
忙しめの職場に当たりやすいようで、研修医の時はいきなり200日連勤、月6回の当直に加え科によっては自宅待機のオンコールの縛りで1ヶ月近くの外出制限も。。。しかし、不思議と若さと勉強意欲で苦にはならず、どんどんスキルを吸収!いまは、温暖なところでのんびり医療を続けている。


指導教授が優れた教育者で、多忙ながらも駆け出しの頃の知識と経験で今を生きれている。そして、教育の素晴らしさを実感
それまでなんとな~く尊敬する先生は、小学校の担任で、宿題を出さない先生でした。デルキンは中学受験した人ですが、学校の宿題が無かったおかげで余計なストレスなく、受験勉強できたラッキースタイルとなりました。

様々な地域や離島医療も経験し、それぞれの地域での医療特性、疾患の偏り、患者層年齢層の違いなど実際に経験しないと分からないことを肌で感じて自分の臨床でもアートな感覚としてもっている。








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