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男の結婚適齢期は50歳

なんでこんなに結婚したくないんだろう。

それこそ若い時なんて毎日のように「結婚」というワードが人生を飛び交っていて、周りの結婚ムードに酔わされたりしたのだが、僕の中のちっちゃいおっさんがそれを断固拒否する。「やだい!やだい!」と両手両足をバタバタさせて。
最近はあまりにも僕がだだをこねて拒否するので、親はもちろん親戚や知人たちにも放置されている始末だ。

もちろん、今までも結婚を考えた相手もいたのだが、どうしても温かい家庭みたいなものに憧れを抱けずイメージが出来なくて、どこかで関係が終わってしまうのだ。周りはバンバン結婚していくというのに。えっちなやつらだ。

どうして僕はこんなに結婚したくないのだろうと自分でも不思議に思っていたのだが、ふとある結論にたどり着いた。

僕はまだ、結婚適齢期ではないのだ。


そう言える理由は、人間の脳のつくりにある。

人間の脳は大きく分けて男性脳と女性脳の2種類あり、女性脳は家庭やコミュニティをうまく築くことで幸せを得られるように出来てるのだが、男性脳は社会に貢献することに喜びを感じている。
あなたが男性脳なら「いい旦那さんだね〜」と言われるより、「いい仕事するね〜」と言われた方が嬉しいはずだ。

それならば20代から40代なんてまさに男として社会で活躍する全盛期で、仕事でも趣味でもなんでもいいから社会貢献したことで褒められることに生きがいを感じる習性に逆らえるはずがない。

そんな男として大事な成長期に家庭に縛られててあれこれ邪魔が入ったら、これ以上なくストレスなのは火を見るより明らかではないか。

「邪魔」と書いたのはなにも奥さんや子供のことではない。ズバリ「お金」のことだ。

夫婦が揉めるのは100%と言っていいほど「お金」のことで、これが頭の痛い問題としてのしかかってくる。子供や家や車や予期せぬハプニング等、家族で生活するとなるとどうしても重くなってくるからだ。

これの1番の問題は、お金の問題を解決したところで「当たり前じゃん」と思われるだけなのだ。誰も褒めてくれないし、社会貢献にもなってはいない。
正直、男は家庭のことより社会の役に立って褒められることに全生命力を注ぎ込みたい生き物なのだ。
僕はおそらく、このことに無意識に気付いていたんだろう。


アラフォーにもなるとそんな考えがさらに色濃くなってきて、もはや結婚なんてどうでも良く、むしろ「いい記事が書けた!」という満足感だったり「いい仕事するね〜!」と称賛を得ることに全力を出すようになる。
いい仕事ができて褒められる。これがセックスの何百倍も気持ちいいから困るのだ。

家庭があると、どうしてもここに全力を出すことは難しくなるだろう。


それでもどこかで「いつか結婚したいなあ」という思いはうっすらと持ってるのだが、この「いつか」というのはおそらく、バンバン社会貢献で表舞台に立っている20代〜40代ではなく、後進の教育をして、彼らが活躍することに喜びを感じるようになる50歳ころではないだろうか。
その頃になれば金銭的にある程度余裕もあるし、なにより子供の教育にも真剣になってくるんだろう。
彼らが立派に成長して、それこそ社会貢献で飯が食える一人前の人間になることに生きがいを感じのではないだろうか。


「家庭のことは全部やるから、一切家庭を顧みないでいいよ!」なんて女性が現れたら「おっ?」ってなると思うが、それはまずないし、そもそも女性のそーゆー宣言を真に受けるほど僕はバカじゃない。 ←
必ずどこかで「とは言え…」と言い出すことは目に見えている。

ということで僕が出した結論は、男の結婚適齢期は50歳だ。
この頃に20代のピチピチギャルを捕まえるのがベストだろう。金にものを言わせて。

ちなみに、その理論でいくと僕の運命の女性は今頃小学生。
そう考えると、いろいろと見方も変わってくるものだ。

そんなこんなで、僕は50歳になったら結婚します。五木あきらちゃんみたいな女の子と。危


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