見出し画像

どの、”つとめる”??

「つとめる」
という言葉を書こうと思って、
「あれ、どの”つとめる”なんだっけ?」
と思ってぐぐってみた。

すると出てくる4つの”つとめる”
結果、私の使いたかった”つとめる”は”務める”だったことが判明する。
引き受けた任務や役割を遂行する、そのために力を発揮する、みたいな意味。

その他に3つの”努める”、”勤める”、”勉める”。
これだけいろいろな”つとめる”があるということは、人間には、少なくとも日本人には、多種多様な”つとめ”方があるのだなぁ。
詳しい意味合いとかは違うのだけれど、どれも根幹にあるのは力を発揮するとか努力するとかいう感じだろうか。

表現する言葉の数によって、その国で大切にされていることとか、重要視されていることが透けて見えるようで、面白い。
イタリア語では「好き」にも種類があって、それぞれ段階を踏んで、一番重みのある言葉は”Ti amo.(愛している)”だそう。

日本語の”つとめる”も、過去生きてきた人たちが
「このときの”つとめる”はこんな意味合いが強いのではないか」
とか、あーでもないこーでもない、って議論してたくさんに分かれたのかもしれないなぁ、と妄想すると、なんだかおもしろい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?