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毎年成長しているか?

近所の桜もちらほらと散りはじめ。
あっという間に4月です。

植物というのは季節の訪れを告げる最たるものですが、桜はその中でも特にその効果が強いのではないかな。
“出会い”と“別れ”の春の季節を象徴するような花だからでしょうか。
毎年、桜を見ると「あぁ、また春が来たなぁ。新しく始まるなぁ」と身が引き締まるような、ぼんやりするような気持になります。

先日、何かのニュース番組を見ていたら、桜の蜜を食べるすずめのことを話していました。
すずめのくちばしは、めじろなどの鳥と違って元々蜜を吸うようにはできていなくて、太くて短いそう。
それでもそのくちばしで蜜にありつくために、桜の花の根元の部分を噛み切り、中の蜜を食べるそうです。
おかげで、すずめに蜜を食べられた後には、花ごと落ちている桜があちこちに。
この、花を噛み切って蜜を食べるすずめの行動が見られるようになったのは最近のことらしく、
すずめの食糧が減っているのか? はたまた甘い蜜の美味しさにすずめが気付いたのか? と結んでいました。

最近、花びらだけでなく花ごと散っている桜をしばしば見かけていて、「なんで花ごと落ちているのだろう?虫か何かかな?」と思っていたのですが、これを見て理由が分かりました。

すずめも、毎年新たに学習して、日常に取り入れているのだなぁ。
去年の春の私と、今年の春の私は確実に違う人間だけれど、私の今年の春はどうなるかしら。

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