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目的を持って取り組むと、伝わり方が何倍も違う

誰かに何かを伝えようと思ったとき「これを伝えたいんだ!」というものを一つ持っていると、言葉がするすると出てくる。
自分の伝えたいいちばん大切な部分をしっかり持って、それを芯に置いてみる。
そして、周りの肉付けを考えてみる。

中学生の頃、美術の授業で自分の手の像を造ったとき。
まずは針金で芯をつくって、そこに粘土を付けていった。
少しずつ少しずつ粘土を足して、形作っていく。

何かを伝えようと思ったときも同じで、芯になる自分の伝えたいことをしっかり持って、それに関する言葉を肉付けしていったら良い。
エピソードだったり、例えだったり。
なにかしら、芯の部分と関係のあるもの。

出来上がった形は元々の芯の部分は見えなくなっているのだけれど、それを元に肉付けしていったものだから、聞いた方は自然と芯の部分が無意識に残る。
そうやって、芯を中心に組み立てたことばは、相手への届き方が違うんじゃないかと思う。

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