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2023年頭所感

新年あけましておめでとうございます。
今日はクラブ初蹴りでした。

こうして今年も子ども達と保護者方とスタッフと笑顔で楽しくグランデがスタートしたことに喜びを感じます。

あらためてですが保護者のみなさんは素敵な方ばかりです!

いつも笑顔で温かい眼差しでクラブを見守ってくれています。
親子サッカーやクリスマス会や清掃作業等気持ち良く積極的に参加して汗を流してくださいます。
いつも感謝しかありません。

もっともっと子ども達に汗を流そうと思う気持ちにしてくださいます。

私に出来ることは何か?
私が得意なことは何か?
何が子ども達に必要なのか?
いつも考えます。

グランデは社会の縮図です
地域で子どもが育ちます。

子ども達はみんな良い子です。
純粋で優しくて仲間を思いやる心を持っています。
この子たちと一緒にいる時間がしあわせです。
沢山のエネルギーをもらえます!
このままのこころで成長して行って欲しいと願うばかりです。

スタッフは私が監督時代のOBが増えてきました。
彼らは大丈夫です。
何も言わなくても心配ありません。
グランデを卒業して高校で真剣に努力し、大学や社会に出て様々な経験を積んで揉まれて戻ってきたOBたちです。

私がいまさら何も言うことはありません。
子ども達に自分の感覚で接してくれたら僕よりも子ども達を何倍にも輝かしてくれると思います。
もちろん昔から私を支えてくれるスタッフも含めてです。

ジュニアもジュニアユースもOBたちが監督です。

さて、
平成の終わり頃から令和5年にかけて百年に一度の時代の変遷が行われたのだと肌で感じます。

未曾有の新型コロナウイルスを経て、いよいよ時代が鮮明に変りました。

正解のある時代から正解が変化していく時代になった気がします。

以前は年長者や先生等の指導者の経験が正しく、答えがひとつの時代でした。
私の子どもの頃は学校の先生の言ったことは神様のように正しい時代でした。親からもそう教わりました。

これからは時代の変化軸が早すぎて経験がマイナスに働く場合もある時代となりました。
昨日までの正解が今日は不正解になる時代です。
私たち大人も1日1日学び続け、新しい経験を積み続けて行かなければなりません。

正解はひとつではなく、何通りもある時代になったのだと思います。

「努力が報われるためには正しい努力が必要である」と耳にしますが、私は「正しい努力」というものが今ひとつ腑に落ちません。

科学的や効率の良い勉強やトレーニングメソッドは間違いなく存在しますがこれは正しい努力とは違います。
あくまでも方法論にすぎません。

努力とは汗を流し、どうしたら習得できるのか等、自身で試行錯誤することだからです。
ですからどんな努力も否定されるものではありません。

その努力を通じて自分がどう適応し、自分にとっての正解に導いていけるかが大切なのです。

そのためには知性を磨いていかなければなりません。

自分の努力が、正解が、人生を豊かにし、社会の役にたつ。
そんな知性が必要なのだろうと思います。

いつもランニングする場所から見える富士山。
2023年1月3日ですが初日の出拝みました。



八ヶ岳グランデフットボールクラブは八ヶ岳麓にある小さな田舎のクラブです。

富士山、南アルプス、八ヶ岳に囲まれ、自然に恵まれ、人との繋がりを大切にするクラブです。

そんな自然の叡智に恵まれた環境の中で、子ども達の創造性を育み、知性を磨いていくことに、フットボールを通じて関われることが私の生きがいとなっています。

本年もフットボールを通じて地域のみなさまと共に、子どもたち、保護者さん、スタッフと楽しんで行きたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いします。

八ヶ岳から世界へ
ネバーギブアップフットボール

2023年1月4日
八ヶ岳グランデフットボールクラブ 代表 田畑雅宏

何歳になってもフットボールはこころを豊かにしてくれます。

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