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新聞の定期購読やめました。

定期購読の新聞をやめて、半年が経ちました。新聞をやめようと思った時には、やめたあとに何か支障があるかな?と漠然とした危惧がありましたが、やめてみると何の支障もありませんでした。むしろ、古紙回収などの手間が省けてラクチンです。

新聞の定期購読を始めたのは、まだ独身の20代の頃からでした。定期購読のキッカケは、強引な勧誘だったと思います。今でもあるみたいですが、新聞を半年/1年定期購読すると、オマケの商品がもらえます。最初は断っていても、その強引さに屈したり、オマケにつられたりして不本意ながら定期購読をしていました。社会人になった頃からは、自分の意思で新聞の定期購読を始めました。

その頃は、ようやく”パーソナルなコンピュータ”が出始めた頃で、インターネットはもちろんありませんでした。その頃の情報源と言えば、テレビのニュースや新聞がメディアの双璧でした。速報性で言えばテレビが勝りましたが、詳しさで言えば新聞が勝りました。その日にあった大きな事故や事件は、夜のニュース番組で知り、その詳細を新聞で知るというのが一般的でした。

優に30年以上は連続して新聞をとってきましたが、新聞を読まないデメリットはほとんど感じません。現在はインターネットのモバイル回線やWifiが普及しているので、スマホやタブレットで簡単に最新ニュースを知ることができます。また、昔なら専門的な言葉はニュース番組や新聞で解説してもらわないと理解できませんでしたが、いまならググれば(検索すれば)簡単に知ることができます。石田衣良さんの小説・『アキハバラ@DEEP』の中には、「よい人生とはよい検索だ」という言葉が出てきます。現在を予想したかのような名言です。

統計的に見ても、新聞の発行部数は明らかに減少しています。いまの若者は新聞も読みませんし、テレビも見ません。どうやら、ライフスタイルが完全に変わってきたようです。ずいぶん前から言われていますが、新聞やテレビはオワコン化しつつあります。これも時代の流れなので、仕方ありません。これから先には、どんなメディアが台頭してくるのでしょうか?。興味津々なので、長生きして見てみたいです。

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