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不思議なメロンが育ちました!!

 カエルに飽きてきたので、メロンの話を書きます。

 我家のベランダでは、プランタを使って花を育てていた時期もありましたが、植物の世話が元来下手なので、すぐに枯らせてしまいます。そんなわけで、土が入ったプランタが長い間放置されていました。これは10年前くらいの話です。

 大学の同級生で今は農業をしている友達が、時々、スイカやメロン、カボチャなどの野菜を送ってくれます。これらを食べた後には種が残りますが、そのまま捨てるのももったいないので、悪戯いたずらでプランタにいていました。もちろん発芽することは期待していないので、撒いたことすら忘れていました。

 その翌年の春ごろ、カボチャの双葉みたいなのが芽吹きました。せっかく発芽したので、何の種だったか確かめてみようと、少し育ててみることにしました。しかし、基本は放置で、気付いた時に水をやる最低限の手入れをしました。こんなズボラな飼育法にも拘らず、この芽はどんどん成長し、ツルのようなものが出るほど大きくなりました。

 ここまで育てても、カボチャなのか、スイカなのかは、園芸素人にはよくわかりませんでした。そのうちに、小さな花が咲き、さらに放置していると小さな実を付けました。最終的には4-5センチくらいの小さなマスクメロンになりました。本体の茎が枯れてきたので、メロンを収穫(?)して包丁で切ってみました。

 すると、中身はオレンジ色でした。そうです。マスクメロンと思っていたのは赤肉の夕張メロンでした。そう言えば、夕張メロンの種を撒いたような気がしてきました。

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