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海外食巡り#13 イタリア

 イタリアのローマも、新婚旅行で行きました。新婚旅行のコースは、イギリス(ロンドン)ーフランス(パリ)ースイス(ジュネーブ)ーイタリア(ローマ)でした。

 ローマはご存知のように歴史の街です。日本だと数百年ぐらいで十分古いと感じるのですが、ローマでは千年・二千年の建物が現役で使われています。日本の建築物は木造で、イタリアの建築物が石造である違いはありますが、この差は大きいと思いました。ローマの感覚では紀元前じゃないと"古い歴史”にはなりません。

 ローマでの記憶は、”暑い”の一言でした。それまでのイギリスやスイスが夏なのに寒かったせいもありますが、ローマは別格で”暑かった”です。喉が渇くので、水のペットボトルを持ち歩いていましたが、すぐに無くなってしまいます。今は日本でも当たり前ですが、20年以上前の当時のヨーロッパでは”水を買う”のが当たり前になっていました。しかし、水を買う時には注意が必要です。こちらでは、炭酸水の方が好まれるので、普通の水を買いたいときは、「Non-gas, please.  (ガス無しを下さい)」と言う必要があります。これを忘れると、炭酸水を買う羽目になります。

 今はこの習慣が薄れているかもしれませんが、休日や祝日にはお店が閉まっています。これはイタリアの習慣らしく、休みの日に店を開けるのはルール違反なのです。もし、休日に開いている店があれば、ご近所からクレームが来るそうです。ローマでの自由時間の日は偶々その休日に重なっていて、開いている店を探すのに苦労しました。結局は、夕食は”値段の高い”ホテルのレストランで食べることになりました。

 イタリアの食事は、どこで食べてもハズレはありませんでした。イタリアの現地の味ですが、イタ飯(死語?)に慣れていない私でも、美味しく頂くことが出来ました。やはり歴史の古い国には、おいしい料理が育つようです。

 VIVA! ITALIA. VIVA! ITALIAN FOODS.


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