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自分マガジン 日常のエッセイ編

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日常で起こった様々な出来事をエッセイにしました。あまり役に立ちそうにありませんが、読んでホッコリして頂ければ幸いです。
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2021年9月の記事一覧

漢文の知識は必要か?

 漢文とは、古代中国の文語体の文章のことか、近代中国人・朝鮮人・日本人・ベトナム人によって書かれる古典的な文章語のうち、漢字を用いて中国語の文法で書かれたものをいうらしい。  受験勉強の時、国語は最も苦手な科目でしたが、漢文や古文はその中でも苦手な分野でした。そもそも、古代中国の文語体の文章を読む必要性を全く感じません。少し前なら、漢文は知識人にとって重要な教養だったのでしょうが、今では研究者以外で使うことはありません。  高校では漢文を必ず習うので、高校に行った人なら少

昔、家でキジを飼ってました。

 私が中学生の頃です。父が家の裏に、ニワトリ小屋みたいたものを作り始めました。私も強制的に手伝わされましたが、何を飼うのか教えてくれません。その小屋が完成間近の頃、キジを飼うことをようやく教えてくれました。私の実家は田舎ですが、それでも自然のキジは見たことがありませんでした。  キジ(雉)は日本の国鳥ですが、国内の多くの自治体で市町村の鳥にも指定されています。キジは昔は雉子/木々須(きぎす)と呼ばれていたようで、日本人には馴染みの鳥だったようです。しかし、キジ焼きという料理

バブル景気 最高! 再考?

 バブル景気は好景気の通称で、1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間に、日本で起こった土地価格の上昇による好景気を指します。バブル景気には、それに付随して起こった様々な社会現象がありました。  バブル期には、株式価格も右肩上がりでしたから、株式市場が過熱しました。もっとも有名なのは民営化したNTTの株式公開です。NTT株の1次売り出し価格は119万7,000円でしたが、あまりの人気で買いが殺到し、初日は値がつかず、翌日に初値160万円と

金田一京助とアイヌ語とウポポイ

 金田一耕助と金田一京助は似ていますが、血縁関係はありません。金田一耕助は、小説に出てくる架空の人物ですが、金田一京助は実在の人物です。また、耕助さんは私立探偵ですが、京助さんは言語学者です。金田一京助先生の名前は、古い国語辞典なら、監修者として載っています。これは、私が中学生の時に、国語(社会?)の先生から聞いた金田一京助先生のエピソードです。  金田一京助は25歳の時、日露戦争の戦果として日本へ割譲された樺太に、アイヌ語調査のために単身で渡りました。彼は、アイヌ語を全

祝 全体ビュー10,000越え

 ついに、全体ビュー数が10,000の大台を超えました。ブログはストレス解消のために始めたので、ビュー数についての目標はありませんが、切りの良い数字を超えると、やっぱり嬉しいですね。  下は本日、朝の時点でのダッシュボード画面の一部です。最も読まれている3つの記事を表示させていますが、この3つの記事には共通点があります。どの記事もスキの数が極端に少ないのです。ざっくりと、10000のビューに対して2000のスキなので、平均5人に一人はスキを付けてくれています。しかし、この3

発想の仕方が違う!?

 将棋のプロ棋士・藤井聡太さんが叡王戦で勝利し、史上最年少の19歳で三冠になりました。現在、将棋のメジャーなタイトル棋戦は竜王、名人、王位、王座、棋王、叡王、王将、棋聖の8つです。タイトル戦には序列があるみたいで、先の順番通りがその序列です。藤井三冠は、防衛していた王位と棋聖に加えて、叡王を奪取して三冠になりました。藤井三冠は竜王戦の挑戦者に決まっているので、序列1位の竜王のタイトルを取ると、四冠になります。  叡王戦が無かった時代に、羽生さんがタイトル戦をすべて制して7冠

巨人伝説

 人類には、巨人への恐れや憧れがDNAに刷り込まれているのかもしれません。『進撃の巨人』は人気の漫画で、アニメ化されたほど大人気です。これは初めから創作物ですが、まだ謎が解明されていないUMA(未確認生物)としての、巨人の目撃情報は後を絶ちません。  もっとも有名なのは、日本では雪男として認知されている、ヒマラヤ山脈に住むといわれているイエティ(Yeti)です。イエティは全身が毛に覆われ、直立歩行するとされています。イエティは、ネパールのシェルパ族の言葉で岩を意味する"Ya

"踏み間違い"を科学する

 高齢者がアクセルとブレーキを踏み間違える事故が後を絶ちません。もちろん、人間はミスを犯す動物ですから、高齢者でなくても間違えることはあります。しかし、頻繁に起こる現象には、何らかの根本原因があるはずです。  私は大学生の時に運転免許を取りました。しかし、定期的に車を運転することが20年以上なく、免許だけは持っている、いわゆるペーパードライバーの期間が長く続きました。しかし、10数年前から通勤のために車の運転を再開しました。最初はかなり怖かったのですが、さすがに10年以上乗

懐かしの海外TVドラマ#7 『それ行けスマート』

 何かを検索していて、偶然このTVドラマを見つけました。『それ行けスマート』という題名も、英語の原題が”Get Smart”ということも、最近知りました。このタイトル画像を見つけて、子供の頃に見たギャグ満載のコメディドラマの記憶が蘇りました。このドラマは、アメリカのNBCやCBSで放映されたTVドラマシリーズです。スパイもののシチュエーション・コメディで、主人公の名前がスマートです。英語のsmartは”頭が良い”や”頭が切れる”の意味ですが、主人公のスマートはドジでマヌケなス

あと、もう少し

 このブログを始めて、6か月目に突入しました。最初は手探りでしたが、少しづつペースが掴めてきました。毎日更新は、きつい時もありますが、このような休憩ネタを入れつつ、駄文を増やしています。  今朝、全体ビュー数をチェックしていたら、偶然”9801”になっていました。最近の人は知らないでしょうが、NECのPC9801シリーズは、日本のパソコン文化を根付かせた大ヒットPCです。残念ながら、このPCは日本独自仕様のため、現在は絶滅して売られていません。ひょっとすると、どこかの倉庫で

フォロバ100% ???

 noteブログのような新しいものにチャレンジすると、そのコミュニティ内で通用している様々な言葉に出会えます。新語や造語にも出会えて、なかなか新鮮です。「マジ卍」や「ぴえん」などは、自分では使いませんが、どんな場合に使われるくらいは、なんとなく理解(?)しています。  このブログはストレス発散のために始めたので、フォロワー数には拘りはありません。でも、フォローしてくれる(奇特な)人がいると、やはり嬉しいものです(笑)。フォロワーさん、ありがとうございます。follow(フォ

懐かしの海外TVドラマ#6 『スペース1999』

 宇宙SFを立て続けに3本書いたら、懐かしいSFドラマを思い出しました。ドラマの題名が思い出せなかったので、主題歌の歌詞にある「ムーンベースアルファ」を頼りに検索したら、『スペース1999』という題名だったことがわかりました。 『スペース1999』(原題 SPACE:1999)は、1974年から1975年にイギリスで放映されたSF特撮TVドラマです。日本でも第1シーズンがTBS系で放映されました。”懐かしの”、と銘打っていますが、私が実際に見たのは初回だけです。しかし、イン

気になる”人流”という言葉

 非常事態宣言区域の拡大などもあり、”人流”がニュースの話題に上ることが多くなっています。しかし最近、”人流”という言葉そのものが気になっています。  何度も口に出す必要性から、”人の流れ”を短くして”人流(じんりゅう)”になったようですが、ヒトをモノのように扱う”人流”には違和感を感じます。しかし、言葉は生き物ですから、社会変化に合わせた新しい言葉も必要です。電子レンジで冷めた食べ物を温めることを”チンする”と言いますが、今では立派な日本語として定着しています。ただし、最