今日は主に精神障害者の1人である私が抱えているお金に対する不安や今後の思いについて書かせていただく。お金の問題については精神疾患を患って、稼ぐ力がない状態の人たちにとっては最も喫緊の課題であり、私としても思うところがあるし、日々不安に苛まれたりしている。一度、この問題について頭の中を整理する意味でも、この文章を書いて、一度脳内の思考を外部化してみることにする。(あらゆる問題に対して言えることだが)そうして、客観的な視点から見ることで、新たに見えてくるものがあるのではないかと思った次第である。
お金に対する不安
私は今、民間の保険会社の所得補償をいただいて、何とか生活を成り立たせている。その所得補償もこのコロナの情勢で各社収益が下がっていることもあり、いつ切られてもおかしくないなと毎回ビクビクしながら、申請書を出している。今回は、申請書に添付する医師の診断書の内容が変わったため、おそらくこれが最後の支援をいただける機会になると思い、昨晩深夜から明け方にかけて私はいくつかツイートをした。それが今の私の思う正直なところなので、こちらにも掲載したい。以下、私のツイートである。
以上、お金の問題と今の気持ちについて書いた私のツイートである。ツイートをそのまま掲載した方が素直な思いが伝わると思ってこのような形にした。
お金に対する不安を感じるに至ったきっかけのひとつ(障害年金についての話)
実はこのツイートをする前にTwitter上でこのようなやり取りを目撃した。今回の私の一連のツイートはそこから影響されて出てきた部分もある。
事の発端は私がTwitter上で仲良くさせていただいているフォロワーさん(うつ病と発達障害を抱えながら懸命に働いておられる方である)のこのようなツイート。(概要だけまとめる)
※当該フォロワーさんとは、お互いに思うところをきっちり話して互いに納得した上で一切遺恨を残すような形にはなっていないので現在の関係性にまったく影響はないことだけ申し添えておく。
これに対して私も思うところがあり、以下のようなツイートをした。
その後、フォロワーさんからこのようなツイートがなされた。
このツイートに対して、私はこのように返信した。
そして、「働くこともせずにある種自分にとってラクな生き方を模索しようとしている」という点において、私は件の彼女と本質的には同根であると思ったので、以下のようなツイートをした。
このツイートをした後にフォロワーさんからこのような返信が返ってきた。(概要のみ掲載)
その後、フォロワーさんと私とでこのようなやり取りがあった。
いや、まあ確かに意見の対立というか、スタンスの違いがあって、それをツイートで表明したのは事実なのだが、なんでフォロワーさんが謝っていて、私がそれを許して諭すみたいな立場になっているんだろう?
ただ、障害年金というものに対してスタンスが違ったというだけの話なのに。ツイートでも書いたとおり、私とフォロワーさんとでは立場がまったく違う。精神疾患を抱えながら、必死になって死ぬ気で汗水垂らして会社員として働いて税金や年金を納めているフォロワーさんと、働くこともせずにある種自分にとってラクな生き方を模索しようとしている私とでは、立場がまったく異なるし、見える景色やそこから生じる考え方が違って当たり前だと思うのだ。必死になって、働いて税金や年金を納めている人からすれば、「ラクをしているヤツに自分の納めた金がムダ使いされているなんて許せない!」って感情になるのは当たり前のことだろう。ただ、私としてはそれが行きすぎると、「本当に支援を必要としている人が支援を受けることを諦めて死を選ぶことに繋がりそうで怖い。自分も将来、支援を受ける側に回る可能性もあるのでなおさらそう感じる」という素直に思うところをツイートしてしまったのがフォロワーさんを批判しているように映ってしまったのだろうか…。だとしたら大変申し訳ない。ここで重ねて謝っておきたい。
このようなきっかけもあって、「近い将来、支援を受ける側に回る可能性がある私にとっては怖い話だな。やっぱり自力で暮らせなくなったら、死んだ方が良いのかな…」と思うなどして、現在所得補償の申請の更新期間ということもあり、神経が過敏になっている私に響き、上記のようなお金に対する不安に繋がった。
友人に相談してみた
今後、支援を受けられなくなって、それでもすぐに働けないという状況が続いた場合、どうしたら良いだろう。最悪の場合、生活保護に頼る可能性も出てくるが、それはやめた(死んだ)方が良いのだろうか。
友人にも相談した。
これは何人かから言われた。
少し救われた気がした。世の中の大多数の人が支援を受けることをよく思っていなくても、少なくとも私の身近な人(数人だが)は「そんなこと心配しなくていい」というスタンスだったのは、私にとっては本当に心の支えになる。
今後の思い
私は今のところ、生活保護を受けるつもりはない。私よりもっと追い込まれている人がいるからだ。できる限りそうしなくても済むように、かつ、「死にたい」と思わずに生きていけるように、色んな方策を模索している最中である。前述のツイート内でも言ったように、人生即逆転なんてのはできない(よほど運に恵まれた人を除けば)。今できることをコツコツと積み上げていくことでしか現状は改善しないのである。私よりはるかに厳しい環境で努力をされている方を見ると頭が下がる思いであるが、私は今私にできることをやっていくしかない。生きていくための準備期間が今にあたる(だから、お金はもちろん必要だ。場合によっては支援を受ける可能性もあるかもしれないが…)と思って、日々少しずつ改善していく(その時間があまり残されていないのはかなり不安ではあるのだが)。今回はお金について感じた不安や今後の思いなどを思ったまま吐露させていただいた。