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【日記】最近課題の進捗が滞っているので、ここいらで一発気合いを入れようと模様替えした

とのことだ(他人事)。前回の記事でも言及したとおり、現在かなり深いうつ状態にあり、「身体を起こすのも容易ではない」みたいな記事を書いた。そんな記事を書いたら予想どおり反応が悪く、フォロワーが一気に3人も減った。因みにTwitterの方でも現在、「深いうつ状態でなにもできない」という旨のことを報告しただけでフォロワーがゴリゴリ減った。仕方がない。わかんねえ人にはいくら言葉を尽くして説明してもわかんねえし、そもそもネガティブな話は耳にしたくないという人も多い。

それはそれとして、前回の記事の最後の方で述べた「努力をしやすくするシステムを構築しなければならない」ということに関して、早速、効果があるかどうかはわからないが具体的な行動に出た。今回やったこととしては、単にデスクを新調して、部屋の模様替えをしただけなのだが。

以前から、勉強をしたり、文章(note)を書いたり、その他いろいろな作業をするのが、なかなか億劫で自分で設定した課題にすら手が回せていないということに悩んでいた。で、その原因について、少し考えてみた。なぜ、上記のような作業ができないのか?何が障壁となっているのか?と。

結論からいうと、デスクへのアクセシビリティに問題があった(だから、今回それを解消した)。何か勉強をしたり、作業をしたりするとなると、地べたに座り込んでやるわけにはいかない。そうすると非常に効率が悪い。腰も痛める。だから、まずデスクを出す必要があるのだが、我が家はそんなに広くないので、折り畳み式のデスクを部屋のスペースの関係上(寝る場所の確保の関係上)すぐに取り出せない位置に格納している。何か作業などをするときは、そのデスクをいちいち取り出して部屋の真ん中に持ってきて、広げて、ということを繰り返す。デスクを取り出すだけで、ワンアクション、ツーアクション必要なのが、これまでの状況だったわけだ。

元気なときはこうした作業も特に億劫にならないのだが、うつ状態で心身のエネルギーがゴリゴリに削られているときなんかは、「デスクを出す」という作業に引っ掛かって躓いてしまう。何かやろう!と思い立ったときに、すぐに作業に取り掛かれる環境ではなかったわけだ。スマートフォンのアプリでもホーム画面に表示されていないアプリは、アプリケーションの欄からいちいち探してタップするというワンアクションが入るから、使用頻度が急激に下がるという話を聞く。この性質を、ソシャゲをやめるのに利用したり、自分にとって、都合の悪い習慣を断ち切るのに使うというのは、最近よく聞く話だ。

要は、これと真逆のことを今回はやった。まずは、寝る場所を確保して、残ったスペースにデスクを置けるように、山積みになっている書籍の類いを整理した。一応デスクを置く位置はテレビ台の前に固定したが、また模様替えする必要性が生じたときのために、キャスター付きのデスクを購入した。部屋がそんなに広くはないので、奥行き40 cm×横幅80 cm(高さ40 cm)と比較的コンパクトなモノを購入したが、ノートPCとテキストを置いて作業するには必要十分な大きさであったので問題ない。デスクを設置したら、作業環境はこんな感じになった。汚いのは勘弁していただきたい(笑)。(以下、写真参照)

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デスクを取り出して、組み立てるというアクションが減ったことで、やる気が出たら、すぐに作業に取り掛かれる環境をつくることに成功した。あとは、最近勉強しようとしているモノには分厚いカラーの(紙の)テキストが多いので、それも省スペースのために電子書籍リーダーを購入しようと考えている。その方が書籍の購入費用も少しばかり安くなるし、長期的にみて悪い投資ではないだろう。電子書籍の導入は様々のメリットのため、以前から検討していた。そもそも私がなにかを勉強するうえで、現在いちばん大きな障壁となっているのが、持病による認知機能の低下で、紙のテキストを読む際にこの症状が顕著に出るような気がしていたからである。

メディア批評の先駆者、マクルーハンによる学説(以下、記事参照)では、紙のテキストを読む際(反射光を見る際)と電子書籍を読む際(透過光を見る際)では、脳のモードが切り替わるらしく、反射光を見る際は「分析モード」となり、細かいミスなどに気が付きやすくなるらしい。一方、透過光を見る際は「パターン認識モード」となり、概略の把握が容易になるとのことらしい。勉強するときは、まずは概略の把握が重要であるから、電子書籍でインプットをして、PCでアウトプットしたモノを紙でチェックするというのが、いちばん理に適ったやり方ではないかと思っている。いずれにせよ、持病による認知機能の低下をクリアするために、インプットの様式を変更するというのが、電子書籍導入の意味のひとつである。

マクルーハンの学説
引用元:リコー経済社会研究所

また、電子書籍には省スペース化という利点や携帯性という利点があるのも見過ごせない。いついかなるときも肌身離さず持ち歩けるということは、情報へのアクセシビリティが格段にアップするということである。電子書籍で情報へのアクセシビリティを向上させ、デスクの常設と部屋の模様替えで作業体制へのアクセシビリティを向上させるという二重体制でしばらくは臨もうと思う。電子書籍も近いうちに購入し、活用していくつもりだ。勉強の進め方もいろいろと工夫を凝らしてやっていければいいと思う。前回の記事でもいったが、大事なのは「無理なく努力が継続できる環境・システムの構築」であり、努力することじたいが目的ではない。努力はあくまで目的を達成するための手段である。目的を達成するためにはできるだけ楽な(省エネな)手段を取った方が良いに決まっているわけで、そのために障壁となるモノはできるだけ排除するという方針でいく。

*なお、今回の模様替えも私の気力のみでは達成することかなわず、家族の助力を得て達成した。協力に感謝したい。

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