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学習定着の必須知識『声の内在化』と『共鳴』

皆さんこんにちは!

東京大学を志望している『闇の皇帝セルダン(seldon)』といいます。

今回は、私が受験勉強を進めていくにあたり、特に意識している、
『声の内在化』『共鳴』についてご紹介したいと思います。

特に受験勉強をしている方、資格試験の勉強に取り組まれている方に少しでも参考になってもらえたら嬉しいです!

それでは行ってみましょう!


【1、声の内在化とは】

ここで『声の内在化』という言葉を初めてお聞きしたのではないかと思います。

こちらは、

『頭の中で自分または誰かの声が流れていたり、自由に思い出せる状況のこと』

を言います。

受験勉強で考えてみると、

1、英文を見るだけで、その音声が脳内で流れてくる
2、古文を読んでいる際に、その古文が脳内で流れてくる
3、化学の勉強中に、『この計算は、まず先にこちらの物質の化学反応を考えて、、』などと頭の中で手順が流れてくる
4、社会の用語の定義が頭の中で流れてくる

などというような状態ですね。

なぜこのようなことを紹介しているのかというと、

私が今受験勉強をしていて、

『頭の中で音声が流れる(を流せる)科目とそうでない科目では、科目の伸びやすさと成績に明確な差がある』

という気づきが得られたからになります。

自分の頭の中で音が流れるという意味で用いている『音声』というのは、自分が意識的に出している声から来るものもありますし、他人の口から出ている音声というのも意味します。

英語のリスニング音声なども該当すると思いますし、学校や塾、予備校の先生などの解説の声なども該当すると思います。

脳内に流れる『言語』や『音』全般を意味していると思ってもらえたら嬉しいです。

その中で、『声の内在化』をできる限りできるように日々の勉強を心がけています。

声の内在化ができると、頭が活性化するというのか、勉強内容の理解が早まり、勉強が捗る気がするのですが、もしかしたらそのようなことを裏付ける論文などがありそうですね。

合格したら実際に色々と探してみようと思います。

逆に、自分の脳内で音が流れていない状態というのは勉強が停滞している時、または止まってしまっている時に起こりやすいです。

こうなると、目の前の参考書のページが単なる『紙の上の情報』になります。

そうなることが多い科目に関しては、成績の伸びがやや物足りない印象です。

自分にとっては、その科目が物理でした。

特に今までは、数式の言語化が曖昧な箇所があったり、現象面での言語化が正確にできていなかったり、問題文の意味の誤解が起きていたりと、様々な原因によって、入試まで成績が上がりきらなかった印象があります。

もちろん深刻すぎるわけではなかったのですが、今思うと他の科目に比べて、理解度が低かったように思います。

それらを踏まえると、特に物理に関しては、
・式の意味をきちんと言語化する
・現象面で何が起きているのかをきちんと言語化する
・問題文の誤解がないように脳内できちんと音声化する

というのを心がけて今勉強に取り組んでいます。

もしそういったことをせず、自分の脳や頭といったフィルターを通していない場合は、学習内容の定着もしにくい状況になります。

『できる限り言語化を行い、その言語を声や音で自分の脳内に刻むこと』

このことを大事に受験勉強に取り組んでいきたいです。

続いて『共鳴』についてご紹介していきましょう!

【2、共鳴とは】

共鳴は、

『頭の中にある音声と目の前の入試問題が相互に反応し合っている感覚』

のことを言います。

もちろん本来の『共鳴』の意味とは異なるのですが、あくまでも今回は上記のような意味だと捉えてもらえたら嬉しいです。

頭の中で音声が流れている状態では、問題(入試問題など)を目にして解答に至るまでの流れが、問題文を読みながら浮かんでくる感覚があります。

もちろん、完全に解答に至る流れが完全に浮かんでこない時ももちろんあるのですが、それでも7割ほど浮かんでくることが往々にしてあります。

そうすれば、自信を持って解答を記すことができますし、それで困ることはないです。

もちろん7割も浮かんでこないこともあるのですが、それでも全然共鳴しない時は、全くと言って良いほど、解答に至るまでの流れが浮かんでこないです。

ここで気をつけてほしいのは、この『共鳴』というのは、何か最初に暗記事項を引っ張ってくるという感覚よりも、問題文を読みながら、ある程度脳内で分析もしつつ、その上で解くための必要な知識が浮かんでくる感覚です。

そのことはかなり大事な感覚です。

この共鳴を起こすためには、日々の膨大な演習量と意識的なポイントチェックによる言語化を繰り返す必要があると思っています。

少しの量でそのような作用は起こせないと思いますので、特に私は勉強が遅れていることを自覚して、きちんと量をこなしていける勉強を心がけつつ、各問題からポイントを抽出することも忘れずにこれからも受験勉強に取り組んでいきたいです。

最後にまとめにいきますね!

【本記事のまとめ】

ここまで、『声の内在化』『共鳴』についてついて見て来ました。

私の中で、『声の内在化』は造語であり、『共鳴』は再定義した意味で筆を進めて来ました。

あくまでも勉強の感覚として、何が大事なのか、どのような状態が本番で学力を発揮しやすいのかなどを日々考え抜き、今回改めて言語化をしてみました。

もちろん勉強強者から見たら、当たり前の内容、またはそんなこと意識していないよという意見など、それぞれあるとは思うのですが、あくまでもセルダンという人間が、日々の受験勉強を通じて得られてきたことという視点で見てもらえたら嬉しいです。

難関大受験を考えている方はぜひ一緒に頑張っていきましょう!

今回も読んでいただいてありがとうございます。

次回の記事も楽しみにしていてほしいです。

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もし良かったら見てみてほしいです。

闇の皇帝セルダン(seldon)

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