東大理系受験生は世界史をどう見てる?先生への感謝と教育制度の疑問点
皆さんこんにちは!
東京大学を志望している『闇の皇帝セルダン(seldon)』といいます。
タイトルの通りなのですが、私セルダンは理系受験生ではありながらも、世界史というものに関しても非常に興味を抱いております。
今までに多少の本を読んだりもしてきました。
というのも、中学時代の当時の学校の先生が私にとって心に残ることを仰っていたからです。
「高校に進学したら、どこかのタイミングで大学受験を見据えて、文系受験・理系受験のどちら選択するかを迫られる瞬間がある。しかし、本質的に理系・文系というのはみんなの性格や得意分野を規定するものではない。だからこそ、さまざまな幻想に振り回されずに、多くの分野に興味をもって勉強してもらいたい。その経験が必ず生きる瞬間がある。」
正確ではないのですが、上記のようなことを仰っていました。
今思い返すと、中学生だった自分に、その先の人生における大学受験、そして文系受験・理系受験という枠組みがあることを改めて学ばせてもらった瞬間でした。
一方で、本質的に理系・文系という枠組みに意味はないというのも同時に教えてくれた瞬間でした。
一例なのですが、イギリスやアメリカの超エリート教育ボーディングスクールを筆頭に、このような教育機関では日本で言う文系・理系という枠組みは教育課程で採用しておらず、
大学に進学してからも文系・理系というのはほとんど関係ないくらい、皆さんあらゆる学問分野に関して履修ができる仕組みとなっています。
私がたしか高1のあたりで読んだある本の中には、
「物理学・歴史学・国際政治学」を専攻しています。
「大学(学部)時代は、西洋美術史と宇宙理論物理を専攻していました。しかし今では〇〇大学の大学院で医学を勉強しています」
と、大学学部教育の段階でダブルマスターやトリプルマスターを当たり前かのごとくやってのける人がいると紹介されていました。
それもその上記の2人だけではなく、そのような人たちがたくさんいることが紹介されていました。
それを読んで、私の中では、
「結局文系・理系というのは日本ではメジャーなだけで、それ以外の国ではほとんど採用されていない。そう考えたら、文系・理系というのはただの教育制度や受験制度であって、個人を規定するものでは全くない」
と思い、すごく楽になったのを覚えています。
もちろん受験を考える上では、理系受験の場合にはその労力や他の科目とのバランスを考えて、世界史を選択する人はそこまで多くないと思います。
しかし、私の中ではかなり勉強がしやすい科目のため、目標点から考えても、共通テストは世界史選択で行こうと考えています。
もちろん無理が生じ始めたら別の道も探るとは思うのですが、一旦この方針で行こうと思います。
今回は日本と諸外国との勉強・学問への姿勢等も含めて考察してみました。
難関大受験を考えている方はぜひ一緒に頑張っていきましょう!
今回も読んでいただいてありがとうございます。
次回の記事も楽しみにしていてほしいです。
YouTubeも定期的に更新しています。
もし良かったら見てみてほしいです。
闇の皇帝セルダン(seldon)
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