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百花の魁。

昨日の大雪かもしれない警報を受けて、籠城に備えて灯油ガソリン食料をしっかり蓄えておいたものの終日冷たい雨。こういう日は雪が降ってくれた方がまだ寒さは和らぐのに、というのは毎日が日曜日の勝手な言い分。

今日2月11日は打って変わってのポカポカ陽気。偕楽園の梅まつりが始まったというニュースを受けて、昼食後に城址公園はどうなっているかいなとのぞきに行く。青空の下、多くの人々が散策に訪れていた。

ほとんどの枝が固く蕾を閉ざしている中で、日当たりのいい2本の木だけが花を咲かせている。紅梅、白梅それぞれ1本ずつ。気の早い奴はどこの世界にもいるもので。偕楽園の梅の開花率は3割程度、例年より早いらしいが、こちらはまだまだの様子。千葉の方が数段暖かいだろうが、どんな違いがあるのかはわからない。

この2本だけが咲いている(城址公園2/11)。

「梅は百花の魁」と言われる、花暦のトップバッター。風はまだ冷たくとも、今は名のみの春がそこまで来ていることを教えてくれる。小児喘息から始まって心臓弁膜症・大動脈解離を経験した身には、冬は最も危険で嫌いな季節だ。一日でも早く重いコートを脱いで、走り回りたい。もとい、うろうろしたい。幸い花粉症という国民病にも罹っていない。花粉症の方々には申し訳ない(妻は長年の花粉症キャリアだ)が、もろ手をあげて春の到来を歓迎するのだ。


見出しのイラストは「さちこりん」さんの作品をお借りしました。ありがとうございます。

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