出目金のなりたち。

中学一年生の頃、都内の女子校に通っていた出目金が出会ったのは【氷点 三浦綾子】の一冊の本だった。


生まれながら、高度な感覚処理感受性を持ってしまった気質の人間らしく
(生きにくさを感じていた部分があった)

そんな出目金にとって、その出会いは衝撃だった。


そこから、文章の美しさに触れ、
見えない情景を思い描き、
感動を覚えた高校生の頃、

顔も名前も何もかも伏せ、ブログを始め、読者がついた。

何も面白味がなくとも


それを思い出し、

綴ることは、自分の一種の精神安定剤となる存在であったことに再び気付き、

始めてみた。




また、音楽も非常に好きで、

山下達郎も小学生の頃から好んで聴いてきた、
割と渋いような人間だ。
(小学生の頃は石原軍団に入ることを夢見ていた)


松任谷になる前のユーミンの曲も

ドビュッシーや久石譲も全般的に音が好きだ。



対極とも捉えられる若いアイドルの子達も
疎いが、それなりには存じ上げている。


例え口パクだとしても、それを良いとも悪いとも思えない。
(体調管理が難しい仕事だから、コンディションの問題もあるだろう)


それに、どんなに歌が上手くとも、

仮に踊りがプロ以上のものを完成されていたとしても、


そこにファンが1人も居なければ、成り立たない。



顔だけが
どんなに端正で、中性的で、かっこよくても

今の時代にはマッチしない。


そんなシビアな世界、

だからこその面白さもある。



歌詞のある歌も歌詞のない音も


どんな感情で流したのか理解もできぬままに

ただ一雫、落ちる日もある。




2022年1月1日に、

0→1になろうと思い立ったが吉日。


どうぞ、今後とも

出目金という女の日々の綴りを


愛でて頂けたら、幸いでございます。



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