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世界を変えるのはインキャだと思う

人を陰キャと陽キャに二分するなら、僕はどちらかと言うと陰キャだ。

大人数で騒ぐ飲み会は嫌いだし、家で1日中いても全然平気だ。親友と呼べる人も多くはない。

今はこれでいいと思っているが、少し前まではそうじゃなかった。

高校のクラスでは目立ちたがりだったし、大学に入ってからは、休みの日は誰かと遊びに行き、その様子をインスタに載せて承認欲求を満たした。インスタのフォロワー数といいね数が自分の価値を決めると思っていた。

この頃はある意味陽キャだったのかもしれない。でもそんな生き方は間違っていた。

遊んでばかりで後先を考えずその時の楽しさを優先し、承認欲求を満たすことでしか満足感を得られない陽キャの生き方では、幸せな未来は得られないと気づいた。

世間、特に学校では、陽キャが陰キャより優れているとされる。「みんなと仲良くなりなさい」と言われ、友達が多い方がよしとされる。

一方で、一人で教室の隅で本を読んでいる人は変な奴認定されるし、学校に馴染めず不登校になれば、社会不適合者と言われる。

しかし、彼らが陽キャに劣るわけではない。少なくとも彼らは、陽キャよりも自分と見つめ合い、自分というものについて考えられているという点で優っている。

受動的に世間一般の当たり前を受け入れるのではなく、自分に必要な物事を認識し行動している。

社会には、現状に違和感を感じずそれを受け入れ、自分を殺して生き続けている人がたくさんいる。いわゆる陽キャが目の前の楽しみだけを追求し、自分と向き合ってこなかった結果だと思う。

一方で陰キャは、現状に違和感を感じることができ、そこから逸れることができる一般常識や他者の目に囚われず行動できる。

そして、これが人生の成功につながる。実際、俗に言う成功者達の中には、元々不登校であった人やいじめを受けていた人、学校を中退した人など、いわゆる陰キャが多い。

だから僕は声を大にして言いたい。

「陰キャであることに自信を持ち、自分らしく行動しよう。」

「陰キャこそが世界を変えるのだ。」

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