見出し画像

逗子に暮らし始めて気に入っていること。

2019年「クリスマスには庭が欲しい」と長男が言い出し、ノリでSUUMOを検索して土地を見つけて、1年かけて家をつくって、2021年に勢いで移住をしました。

結局、庭はつくらず控えめなテラスになってしまいましたが(笑)町全体に走り回れるところがあるし、多少の不便はあるけど、総じて調子よいです。

二人の息子が生まれて、約9年間暮らした武蔵小杉とはガラリと変わった生活。住む場所を変えたことで、時間の使い方・付き合う人も変わって、価値観がずれてきてる気がします。

偏ってるかもしれませんが、気に入っていることを雑にまとめました。

ファッションセンターJARIのカズコさん

京急線沿いに異色を放って絶ってる小屋が、JARIというお店。

服とレコードを売ってて、コーヒーも出してくれます。ここ最近の毎日はほぼJARIで買ったTシャツで暮らしてます。

画像13

店の奥に4人ほど座れる縁側ぽい空間があって、そこでアイスコーヒー飲んでると、自然とお客さん通しで話がはじまったり。

ここの店主のカズコさんがとても気さくな女性で、スナックのママみたいに、その時お店にいる人を会話でつなげていってくれます。気付いたら顔見知りが増えています。コミュニティと名付けるのが逆に違和感があるくらい、肩書きを持たずに感性で繋がって、仲良しができていくのって素晴らしいし、町にカズコさんみたいな存在がいるのは貴重だな〜と感心していまいました。

純粋の原さん

僕は引っ越してから出会ったので、物件ではお世話になってなくて、ただカズコさんに紹介されて仲良くなったんですが、めちゃくちゃ楽しいこと知ってそうな、イケてる不動産屋さん。

楽しそうなローカル情報は、ほぼ原さんからダウンロードさせてもらっています。

画像14

見た目も中身もファンキーで、あんな風に年取っていきたいなと憧れるナイスミドルな先輩。カズコさん同様、いろんな巡り合わせをつくってくれる方です。

駅近くにある純粋のオフィスはシェアオフィスにもなっているので、ふらっと仕事しに行くのもおすすめです。(定期利用でなくてもドロップインでいけます)

海岸でざっくり焚き火

逗子に引っ越してから、逗子外に住んでる知り合いから「この人も逗子だから会ってみなよ」と紹介されることが結構あって。ありがたく、ゆるくつながったりして。

それくらいゆるいつながりだけど、急に平日「今日の16時から焚き火するけど来る?」たいな誘いをもらって、ふらっと立ち寄ると5、6人が缶ビールで火を囲んでて。

名乗りはするけど、名刺交換もSNSでお互い検索もせず、なんとなく解散するゆるさだから、気構えず、また誘われたら行きたいなって思えたり。

2回くらい会うとちゃんと繋がり始めます。

画像12

↑そしてなんの巡り合わせか、お互い逗子に暮らし始めた大学の同期に10年ぶりくらいに再会して、盛り上がるなんてことが起こったり。

第1運動公園のバスケットゴール

以前は15分隙間があれば書斎でPCに向き合ってたような生活だったけど、近所にゴールがあると、サクッとシュートをうちに行ける。なるべく仕事したくなくなってます。いい意味でメリハリついてると思います。

画像1

ちなみに、小学生用のゴールと大人用のゴールがそれぞれあります。近い将来、ひとりでシュートうちに来ている中学生に1 on 1を申し込もうと、ひそかに練習しています。

田越川でガサガサ

ガサガサとは、川に入って水草あたりを足でガサガサして、逃げてくる生き物を網でハントする遊び。逗子は山と海の距離が近いせいか、川がきれいで生き物の種類がめちゃくちゃ多いです。エビ・カニ・カメ・コイ・小魚、あと鳥も色々。

画像2

ガサガサは子供のだけの遊びでなく、がっつり大人もはまれます。幼稚園のコミュニティとか苦手な方だった自分が、ガサガサでパパ友ができたほど。

画像3

ちなみに、ガサガサはYoutuberも盛んに動画あげてて、一生見てられますので、ぜひ検索してみてほしいです。

池子の森

数時間かけてキャンプ場に着いた時の、緑に囲まれる開放感が、自転車圏内で得られる。引っ越してからキャンプの回数は減りました。

画像11

70年間、人が立ち入らなかった原生林が最近整備されて解放されてるので、とても気持ちいい。

グリーン車

横須賀線と湘南新宿ラインが通ってるので、横浜・品川・新橋・東京・恵比寿・渋谷・新宿まで一本。大体1時間以内でいけます。誰にも邪魔されず、1時間作業できる空間は貴重で、移動時間が仕事時間に切り替わってます。

片道ざっくり1,000円。スタバでコーヒーともう一品くらいの金額。景色が移り変わりながら物事を考えられるのはカフェにはない良さだなと。

画像5

上りの時は、進行方向左側に座ると大船で大仏が見えるのが気に入ってます。でかいもの見ると、思考も大きくなる(笑)

披露山公園でテザリング

春先の平日に、アウトドア用の椅子を公園に持ち込んでリモートワークしたら、気持ちがいいです。富士山ありがたい。でかいもの見ながら企画するの大事。

画像6

ただし、ちょっと浮きます。

スズキヤ

湘南エリアの地場スーパー。よくテレビでも出てくるけど、惣菜のクオリティ高すぎて御用達に。惣菜は楽するためのものじゃなくて、家で作れないクオリティの食事を手に入れるものに変わりました。

画像4

↑こんなの自炊したら絶対この値段でつくれない。

アジフライと、たまに店頭に並ぶフォアグラ春巻きがテッパン。

あと、そんな惣菜を組み合わせて作っている弁当もおいしくて、駅前でアナゴ弁当買って横須賀線に乗り込むのがルーティンです。

ご飯処に迷わない

焼き鳥なら丸久、お好み焼きならおらん場、そばなら寿徳庵、カレーラメンなら福来成、チャーハンなら高雄、焼肉なら友琉館、イタリアンならラ・ベルデ、ドーナツならミサキドーナツ、オムライスならSUN DOWNER

画像10

↑福来成のカレーラーメンはホルモンのミンチ入りで癖になる。

あそこのあれ食べたい」っていうのが周期的にやってきて、迷わず足を運んで満足できます。大きなチェーン店は少ないけど、ローカルの味があれば十分だなって思います。

同業種のお店の数が多すぎないことは、きっといいこと。顧客争奪のための価格競争など、本質をそれた資本主義原理が働かないから、ちゃんとその分おいしいものをつくることに時間と労力をさけてるんじゃないか。


きっと、これからも新しいものが急激に増えることはない気がするけど、すでに気に入ったものを、ずっと愛着持って関わっていけばいいんだなと思うと、気楽です。

人口は5.8万人

高層マンションどころか、低層マンションも数少ないし、空き物件も少ないので、これからも大きく人口は増えることはなさそう。

画像7

けど、高齢化は例に漏れず進んでいて、僕が住んでる町会では未成年がいる世帯は1/5以下くらいの肌感覚。60歳オーバーのおじいちゃん・おばあちゃん世帯の比率が高い。このまま20年くらい住んでいると、自治機能が低下するのは目に見えている。

画像8

コロナ影響で人気が出たエリアでもあり空き物件は少ないが、空き家は多いようだ。急進的な開発を望んでいる人は少ないと思うけれど、子供を持つ世帯の移住は歓迎されるべき状況だと思う。

画像9

(データは「統計ずし」から)

実際に引っ越してきてみて感じるけど、移住者に優しい、のびのびした町です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?