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振動工学

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振動工学、機械工学(振動分野)についてまとめました。 ブログやYouTubeでも解説していますので、是非そちらも参考にして頂ければとおもいます☆
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2021年4月の記事一覧

振動の運動方程式を複素数で解く方法まとめ

振動の運動方程式を複素数で解く方法まとめ

振動の運動方程式を複素数で解く方法についてです。

単振動については下記の記事と動画が参考になります。

強制振動の参考記事、動画は下記です。まずは減衰無しです。

次に減衰ありの強制振動については下記の記事、動画が参考になります。

エッセンスとしては複素数を用いることで、周期的外力がsincosの両方を同時に取り扱うことができます。

オイラーの公式から実部がcos、虚部がsinを示します。

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強制振動の減衰有り・無しの違い

強制振動の減衰有り・無しの違い

1自由度の強制振動において減衰の有無で、どのように変化するかを解説します。

詳細は下記の記事で紹介していますので参考にしてください。

また、動画でも解説していますのでそちらも参考にしてください。

減衰無しの強制振動↓

減衰有りの強制振動の動画↓

結論を言うと、強制振動の場合、周期的外力の周波数と、固有振動数が一致すると共振が発生し、減衰が無い場合、振幅が無限大に発散します。

減衰が存在

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減衰振動の計算

減衰振動の計算

減衰振動(自由振動)の計算について概要を解説します。

粘性減衰を仮定した場合の計算です。

粘性減衰は速度に比例する減衰となります。

減衰の大きさによって場合分けが必要になります。

減衰比が1より大きいと、過減衰となり、振動しなくなります。

過減衰の場合、計算過程で双曲線関数が表れます。

減衰比ζが1のとき、臨界減衰となり、最速で振幅が0に収束します。

減衰比が1より小さいと、減衰振動

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1自由度の振動-単振動と減衰振動の違い

1自由度の振動-単振動と減衰振動の違い

本日は1自由度の振動、単振動と減衰振動の変位についての比較です。

それぞれについては下記ブログ、YouTubeで解説していますので、参考にしてください。

【単振動】

https://youtu.be/gGrN7PX-GNM

【減衰振動】

https://youtu.be/9Lys3Wnm5AA

運動方程式を比較してみると

◆単振動の運動方程式

◆減衰振動の運動方程式

減衰振動では

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