見出し画像

この月日を慈しむ

じゅうぶんな休息を祈り
いつの日かの回復を祈り

その暮らしはゆっくりと
わたしに馴染んでいった


もしかしたらこの時間は
ひとときの休みではなく

必ずしも治らなくていい
貴い月日なのだとしたら


それは諦めとはことなる
満たされたしずかなもの

いまここだけをみつめて
ただそこに光をみとめて


たとえ自由にほどとおく
思いのままではなくても

この難病とともにあって
いのちをともす暮らしを

この記事が参加している募集

サポートありがとう🪴いろんなところの寄付のために使っています