見出し画像

自分で選ぶ・持つ・捨てるということ

1人暮らしを始めて丁度4年になります。
この期間で私にとって何が大事か、また、そんなに必要無いなという事を確認する事が出来ました。
そうすると何を持つ、何を捨てるという判断基準が明確になり、決断するスピードも上がりました。
まだまだ途中ですが。

あ、別にミニマリストではないです。
ただ部屋のサイズ的に沢山のものは持てないというだけの話です。

写真のジオプロダクトの鍋は思い切って買って本当に良かったなあと思うもののひとつです。

【自分で選ぶことの大切さ】


私結構いい歳まで実家に居たんですが、家を出る際いきなり同棲だったんですね。
まあ1年半くらいで解散するんですけど。
で、その解散よりも前に1ヶ月の長期出張があり金沢で一瞬だけ一人暮らしをする事がありました。
その際に気づいたのは自分の意思で選んだものは持っていて心地が良いという事。
今思うと当たり前なんですが、同棲をしていた時にはちょっと良いキッチングッズが欲しいなと思っても許可が下りなかったり、家具家電もあちらが元々使っていたものをほとんど使っていたので生活の中に「私が選んだもの」があまり存在しませんでした。
あと服なんかも基本は好きなものを選んでいましたがあちらとあまり趣味が合わず、気を使ってあちらが気に入りそうなものをたまに買ってみたり。
そんな中で1ヶ月の1人暮らしはちょっとしたツール、使ってみたかった調味料、好きな食材、初めての食材、その時食べたいもの、そんなものを自分の好きなように自由に買える期間でした。
あと、戻った時に大変なので物は極力増やさないようにしましたが、それが少ない物でも結構生活出来ちゃうんだなあ、という考えにも繋がりました。

【自分にとって必要なこと】

で、まあその後半年くらいして解散するんですが、そこで実家には戻らず1人暮らしを始めます。
急いで選んだ部屋でしたが周辺環境も含めて結構居心地が良く、何だかんだ4年暮らしました(まだ数日ここで過ごしますが)。
夏はカビとの戦いだったけど。
部屋はロフト付き1Kでキッチン2畳、リビング7畳、ロフト3畳。
仕事柄服がどうしても多いので、ロフトにオフシーズンのものを置けるのがとても良かったです。
ただ、無尽蔵に持てる訳では無いのである程度持つ量を決め、新しいものを買ったら何かを捨てる、という風にしました。
ただ、キッチン関係のものはどんどん増えました。
キッチン超狭いのに。

キッチンカーストの最下位キッチン。
あと、リビングの1/3くらいはキッチン関係のものです。
(冷蔵庫とオーブンがやたら大きいのもありますが)
あんまり使わないなあというツールもほぼ無く、細々とした物で処分したものはありますが大まかな物量は増えていきました。
自炊は毎日しても苦にならず、自分にとって食べることと作る事は生きる上で必要な事なんだという事がよくわかりました。
それと同時に、食の好みが合わないパートナーと長続きするはずがなかったんだという事にも納得がいきました。

【持つ・捨てる】

部屋が小さいとこれの繰り返しです。
毎回悩んでも疲れてしまうので、ある程度ルールを作るようになるととても楽でした。
決してミニマリストではないので完璧に徹底してやっているかというとそんな事も無いのですが、お陰で物がどんどん増えるという事はなく、部屋も片付いた状態で過ごせています。

①1年使わなかったものは一度処分を考える。
②2年使わなかったものは捨てる(冠婚葬祭のものなどは例外)。
③買ったけどちょっと失敗したなあ、というものは勉強代と思って潔く捨てる。
、気に入っているかどうかを考える。
⑤アップデートしたら古いものは捨てる

これを日頃からやっていく事で、新たに何かを買う時の失敗が少なくなったというか、自分は何が好きで、何がそんなに好きじゃないという事がだいぶ明確になりました。

登山のものは増える一方ですが、これは季節、天気、行き先、行き先で何をするか…によって持ち物やザックの大きさが変わるためです。
それでも不必要だと思ったものは処分したり人にあげたりしています。

何だか取り留めもなく書き連ねてしまいましたが、実は私実家にいた頃は持ち物が多く…多すぎて、お恥ずかしいのですが部屋もお世辞には綺麗と言えないような部屋でした。
そんな人間でも、部屋は綺麗にできますよというお話でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?