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元旦、ローズマリー、そしてシーチキン

元旦早々、自家製シーチキンを作った。

おせちもお屠蘇も無しで何をやってるんだという感はあるが、30日の深夜に閉店間際のスーパーにまぐろのアラがたくさん出ていた。きっと年末年始のイベントとしてお寿司や手巻きずし用の刺身がたくさん出るのだろう。しかも、見たところとてもおいしそう。どう調理するかは後で考えるとして、とりあえず1パック購入。198円!

31日のうちにレシピを検討した。いつもなら魚のアラは圧力鍋で酢と適当な調味料でそぼろにしたり、カレーにする。しかしすでに飽きているのと、そぼろの「ネコのごはん」感がなあ…と思っていつもと違うものを作ってみたくなった。まあ、まぐろといえばシーチキンじゃない? いくつかのレシピをチェックした後、macaroniさんのレシピで作ってみることにした。ちょうどにんにくがひとかけあったし、ローズマリーは鉢植えがベランダにあるし。材料はすでに揃っている!!

調理はめっちゃ簡単。オリーブオイルににんにくとローズマリーの香りを移して、まぐろを煮るだけ!以上!! まあアヒージョみたいなもんです。
購入したまぐろのアラは、あえて血合の多いものを選んでいた。私は嫌いでもないし、鉄分も多くて体にいいらしいし。そしたらアラといっても骨も少なくて楽ちんだった。

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できた自家製シーチキン、少し冷めてから食べたら…うまー!ふっくらしていて、でも血合だから歯ごたえもある。ぎゅうっと噛むと旨味が染み出してくる。生臭さは時間が経つと出てくるけど、そぼろとは段違いに和らいでいる。好みによってはもっとにんにくを増やしてもいいし、鷹の爪を入れてピリ辛にしてもよさそう。でも、このシンプルなレシピだといろんな料理にアレンジがきくと思う! まあ、予想に反したのはやっぱり「ネコのごはん」感は拭えないということぐらいか…。

できあがりに満足しながらTwitterを見ていると、ローズマリー・ワインというものを見かけた。

おお、西洋魔術のことは全然わかってないし興味もあまりないけど、私も庭(ベランダの鉢植えだけど)で自分で育てたローズマリーを新年いちばんに使ったぜ! なんだ、お屠蘇的なことをやったやーんと謎の満足をした。魚の保存食を作っただけなんだけどね。

それにしても198円(税抜)のアラで400mlタッパ―2つ分のシーチキンができました。小鍋に入れたり、蒸し野菜にあえてみたりアレンジいろいろ。次はペンネがあるから、アラビアータみたいにしてみようかな~。

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