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このイベントを僕はずっと大切にしていきたい

本当に開かれた場とはこういうことか。そんな発見があった2日間でした。

昨年の11月に開催された『会話とオーダーメイド』
オーダーメイドを手がける作り手、伝え手が集うイベントに、delightful toolは出展しました。


オープンでフラットなイベントにしたい。

『会話とオーダーメイド』に込められた、主催者holo shirts.窪田さんの想い。
この想いに、僕はずっと共感しています。


買わなくても大丈夫

買わなければいけないプレッシャーから解放され、遠慮せずに試せる、話せる。

「そうそう。それこそオープンなオーダーメイドのイベントだよね。」
窪田さんの考えを初めて聞いたときの、僕の心の声です。

どんなに「遠慮せずにどうぞ」と叫んでも。
問い合わせをして、予約をして、アトリエを訪問して…このハードルを越えるのは気軽なものではありません。

それに予約した以上「オーダーしないと悪い」と気をつかってしまうと思います。
僕もオーダーをお願いする側を何度も経験してきたので、その気持ちは痛いほどわかります。

ちょっと見てみる。
手に取ってみる。
試着をしてみる。
話を聞いてみる。

合同のイベントというだけで、だいぶ気楽になるのではないでしょうか。

「あちらも見てきますね」「会場をグルっと見て来て良いですか」などなど。
その場を離れるための言葉もだいぶ軽くなるはずです。

ちなみにその言葉をかけられても、僕たちは全然嫌な思いをしていません。

「はじめまして」の方に、手に取ってもらえたこと、試着してもらえたこと。
これは、みなさんが思う以上に僕たちにとって嬉しいことなのです。

オーダーするしないに関わらず、全力で「ありがとうございます!」と思っています。

本当に遠慮せずに、声をかけてほしいです。


知識がなくても大丈夫

このイベントに携わる方々は、驚くほど良い人ばかりでした。
陳腐な表現かもしれませんが、本当にみなさん“良い人”なのです。

だから、作り手のジャンルや作品、モノへの知識がないからと躊躇しないでください。

「なんだか分からないけど素敵な作品だから、話を聞きたい」それで十分です。

革靴のように機能性があるモノであれば、「普段こんなことで困っている」なんて質問も大歓迎です。

変に目線を低くすることもなく、知識があるからと目線が高くなることもなく…
正直に接してくれる方ばかりなので、安心してください。

そのジャンルへの知識も何もない僕が、実際に他の出展者の方々にオーダーして感じたことなので間違いありません。


本当に開かれた場

主催者である窪田さんの想い、会場の作り方、イベントに携わるすべての人たちの懐の深さ。

その全てが混ざり合って『会話とオーダーメイド』は作られています。

ここは本当に開かれた場です。


今年は色々と考えるべきことがある状況ではありますが、このイベントのオープンでフラットな空気を多くの人に感じてもらいたいです。

『会話とオーダーメイド』を通じて、新たな発見を。
できることならその先に共感や信頼が生まれれば、こんなに嬉しいことはありません。

今年の開催は今週末です。仲間たちとともに、恵比寿の会場でお待ちしています。

『会話とオーダーメイド』
【日時】 11月7日(土)・8日(日) 11:00〜18:00
【会場】 TRIP ROOM(恵比寿)


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