北海道芦別市のご当地グルメ「ガタタン」を作ってみた
先日、芦別市周辺を車で走っていたときに、ふと「ガタタン」と書かれた看板が目に入りました。
ガタタンとは北海道芦別市の、ご当地スープ料理です。
イメージとしては「とろみのある塩ラーメンのスープに、具材がたくさん入っている」感じです。
私にとっては、以前芦別市に住んでいたときにお世話になった食堂のおばちゃんに、作り方を教えてもらった、思い出の料理でした。
「なんだか懐かしいなぁ~……」とノスタルジックな気分になり、その日の夜に、ありあわせの食材で作ってみました。
使った具材は、なると・シイタケ・細竹(さいちく)・ふき・白菜・ちくわ・豚バラ・エビです。
具材を市販の鳥ガラスープの素で煮て片栗粉でトロミを付け、火を止める前にかつお節をひとつかみ加えればでき上がりです。
食堂のおばちゃんに教えてもらったレシピは、具材にキクラゲが入っていましたが、冷蔵庫になかったので今回は無しということで。
スープも「豚骨と鳥ガラを併せる」と聞いていましたが、簡易バージョンで作りました。
ふんわりとかつお節の香りがして、なんとも素朴で滋味深い味わいです。
ガタタンはもともと、炭鉱で働く人達のお腹を満たすものだったそうで、作るのは簡単だけど栄養は満点です。
具材は何を使ってもおいしくできるので、冷蔵庫にちょっとした食材が余っているときにもオススメの料理です。
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