#福祉用具専門相談員
何もしてないけど何かが変わった日
「なかなか難しい利用者さんで…」私に相談があったのはケアマネさんからのそんな声かけからでした。
認知症のおばあちゃん。
息子さんご家族と暮らされていて、すごくいい暮らしをされている。
家のリビングに立派な絨毯が敷いてあり、家具やベッドもずっしりと高級感がある。そんなお家柄。
もともと歩行器だけを別の事業所さんからレンタルで利用していて、ベッドから広いリビングを行き来したり家の中を移動しています。
使わない道具に意味はないのか。
普段はコーヒー淹れたり、イベント仕掛けたり、「場づくり」をしていることが目に付く「しげを」ですが、本業というか、思想や考え方のベースはこっちの『生活環境調整』だったりします。
そんなこんなで、普段と違う一面や、道具屋として関わっていらっしゃる方もなんやかんや面倒臭い思考プロセスの中を覗いて、ああだこうだ言ってみてください(他所で)。
結論からすると「ある」よね。
「ない」って場面があるとしたら、