マガジン

  • 2021自然環境リテラシー学日誌

    • 172本

    三重大学では「自然環境リテラシー学」という「三重県の豊かな自然を体験・実感するプログラム」を実施しています。◆このマガジンは、2021年度に実施する自然環境リテラシープログラムの様子を、参加者がが体験・実感したことを自分たちの言葉で綴った日誌です。今年度、77名の履修者、指導上級生を含め103名の参加学生が4つのチームに分かれて活動します。もう一つ、学んだ学生たちが、地域において様々な自然体験プログラムを展開します。◆自然環境リテラシーとは?……自然環境を総合的に理解し、自然環境と人間が相互に与え合う影響について深く考察し、アウトドアでの安全管理、リスク管理、危機管理について学び、体得した知識・技能を人々に伝えていくことです。自然環境を守り、その魅力を人々に伝え、“生きる力”の育成を目指しています。【問い合わせ先】三重大学・生物資源学部・教授 坂本竜彦

最近の記事

伝える楽しさ

海1 6/18~19  今年も自然環境リテラシー学が始まりました!第一回目は津市のマリーナ河芸でシーカヤックをしてきました。  昨年は受講生として参加していた僕は、今年はみんなを先導しながら動くリーダーとして参加しました。今までと違う立場にたった緊張と、久々に実習に参加する懐かしさの両方を感じながら楽しんできました。 <1日目>  この日の朝は、雨も降っておらず風も弱いという梅雨時期の津市にしては珍しく、実習がやりやすい天気でしたが、午後からは天気が崩れる予報だったので

    • 楽しむための準備

      海X 12/23~12/24  今回は、前期以来久々のシーカヤックをしました。実施場所は、前回の新桑竈から少し南へ下がった古里海岸というところになります。  夏の海とは違って冬の海では気をつけることがたくさんあることが分かりました。 <1日目>  今回は、新桑竈ではなく古里海岸での活動でした。これには冬の気候が関係して場所が変更されていたようです。冬になると日本では北風が吹きやすくなります。そうすると三重県などの太平洋側では岸から遠ざかるように風が吹くようになります。その結

      • 新しい刺激

         海Z 1/22~1/23  今回は再び古里海岸の実習に参加しました。前回までとは異なり、自主参加だったためにいつもとは違ったメンバーの中で活動しました。 <1日目>  今回の実習は人数が多かったため、シーカヤックをする際の安全面を考慮して、2グループに分けて行われました。自分たちのグループのは、先に砂浜の植生などについて学びました。砂浜では栄養分が少なく植物が育ちにくい環境であり、ほとんど植物が見られません。しかし、ある程度海から離れるとチラホラと見つかり始めます。非常に

        • 周りから得られる新たな視点

          自然環境リテラシー学 川X 11/13~11/14 今回は、紀北町に流れる銚子川の近くで大自然を堪能してきました。 <1日目> 1日目は午後からの活動で、2グループに分かれて別々の活動でした。僕のグループは初めに銚子川の近くの便石山のと言う所に登り、「上から銚子川を眺めよう」というコンセプトを元に活動を行いました。便石山は、標高約600mで道がかなり整備されており、やや勾配はキツめではあったものの非常に登りやすかったです。山頂には看板が立っているだけで特に何もありませんが

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        • 2021自然環境リテラシー学日誌
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        記事

          時間を忘れてくつろぐ

           山X 11/5~11/6  後期に入って最初の実習になります。今回の実習は、伊勢神宮の近くを流れる宮川の上流でのSUPです。  普段の生活では、だいたい時計に追われてついつい慌てたようになってしまいがちです。そんな日々とは異なる時間の使い方をしました。  ここまでに登場している"SUP"という言葉。これは"Stand Up Paddleboard"の略であり、ざっくり言うと立っても乗れるボートです。 ボートと言っても共通点は浮くことぐらいであり、むしろサーフィンボードに近

          時間を忘れてくつろぐ

          リスクを考慮した対策

          自然環境リテラシー学 B 第2回目 8/9~8/10 秀です。今回2度目となるリテラシー学の授業に出席しました。この実習では、様々なリスクへの対処方法を学ぶこととなりました。 <1日目> 今回の実習で、自分は予定到着時刻から大幅に遅れてしまいました。というのも、実施日に台風が迫って来ていたことで強風が吹き、電車が遅れてしまい、それに伴ってバスに乗り遅れ、次の2時間後のバスに乗ったためです。 開始時刻が遅れたため、この日の活動は手短に行われました。主な内容は、シーカヤックへ

          リスクを考慮した対策

          日常とは違った体験

          自然環境リテラシー学B 第1回 2021/7/10~7/11 三重大学生物資源の秀です。授業中の紹介を見て今回初めてこの自然環境リテラシー学に参加しました。 先程も申したとおり、今回が初めてだったので、実習中にする経験の1つ1つがはじめの事だらけで、新鮮な感覚でいっぱいでした。 7/10 <準備> 初日の午前は、講習やシーカヤックに使う道具の説明が主として行われました。大まかに内容を記すと、まずスプレースカートを装着し、その上からPFDを着ます。 PFD:赤いベ

          日常とは違った体験