新しい刺激
海Z 1/22~1/23
今回は再び古里海岸の実習に参加しました。前回までとは異なり、自主参加だったためにいつもとは違ったメンバーの中で活動しました。
<1日目>
今回の実習は人数が多かったため、シーカヤックをする際の安全面を考慮して、2グループに分けて行われました。自分たちのグループのは、先に砂浜の植生などについて学びました。砂浜では栄養分が少なく植物が育ちにくい環境であり、ほとんど植物が見られません。しかし、ある程度海から離れるとチラホラと見つかり始めます。非常に生命力が強く、中には食べられる有用なものまで生えています。僕も実際に一部の植物を食べてみました。今回食べたのはサボテンの仲間の植物で、棘を取って食べてみるとしょっぱい柔らかめの昆布を食べているような不思議感じがしました。このように自生しているものを食べる際には、毒を持っていたり誤判断によって違う種を食べてしまう可能性があるため、一先肌でパッチテストをし、次に口でパッチテストをしてから食べることをおすすめします。
後半では、シーカヤックで海に出ました。前回同様温かいと思っていたのですが、それも最初だけの話。後半であったことで、日が徐々に落ちていき水温がやや低くなっていると感じました。
活動後には、昔日本に渡ってきた我々の祖先の話を聞きました。初めに人類が海を渡った理由として、何らかの原因で場所を追われたもしくは好奇心で海に出た等が推察されていました。この話を聞いて、好奇心から物事は発展していんだろうと感じ、持った疑問などは投げずに大事にしていきたいと思いました。
<2日目>
この日は先に講習を受け、後半に前回のときと同様に赤野島のまわりを回りました。
講習では、海図や海上でのルールについて学びました。海図は日常生活で見ることが全く無いので見方をほとんど知らず、初めて知ることばかりでした。また、海上でのルールについても同様で、いずれ小型船舶免許を取りたいと思っている自分からすると知っていて得するなと感じる内容でした。
後半のカヤックでは、向きによる違いで見え方がだいぶ変わることを体感しました。シーカヤックをしているときにあまり後ろを向きながら漕ぐことがないため、一方方向からの景色しか見えないので逆回りをしたときに、今まで隠れていた面が見えて印象が変わるのだと思いました。その他に、最後に少しだけ逆向きで漕いだりしてみました。普段前に進むときと違って、すぐに方向がズレてしまって非常に苦労しました。
<実習を通して>
今回は、2回目のシーカヤックだったので同じことを2度やっているはずなのに、多くの発見がありました。このことから、メンバーが変わってみたりいつもと違う動きをするなど、少しだけ条件を変えて見るだけでもものの見方が変わり、別の楽しみ方もできるのだとわかりました。
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