見出し画像

【発達凸凹、引きこもり、精神疾患】親に原因があるとする解釈は最も理由をつけやすい。


3人の我が子が揃って発達凸凹、不登校、引きこもり、うつや自傷行為、拒食に過食、癇癪、感覚過敏などの精神疾患(症状)で荒れる日々を送ってきた
2010〜2016年までの6年間の我が家の様子を綴った物語が、2023年1月に書籍となり、出版させて頂きました。
外の世界で生きることに適応していけなくなったあの日から
心の世界を向いて生きてきた親子の物語です。ぜひ読んでくださいね😊✨


2週間前の月曜日の夕方からガタガタ震えるような悪寒と共に身体の痛み、そして発熱と久々に体調を崩してしまい、1週間ほど寝込んでましたが、熱が下がってもフラフラで気力と体力が戻って来ず、そして息子2人も次々に発熱…🤧

生まれてからあまり風邪を引かない&インフルエンザでも寝込まない強靭な体力の持ち主の次男たろ(17歳)も珍しく一日寝込んでました。
(精神のダメージで寝込む事はあるけど…😶)

絶対にインフルだと思ったんですが陰性だったんで、もしかしてコロナだったのかも知れないですね〜。
味覚もまだ回復してないし…😑


それでは本題に入りまして…😊

子どものひきこもり、あるいは精神疾患の原因を、親の過干渉だとか、親のあり方、子育ての仕方に原因があって起こっていると言われがちです。

過干渉は確かにあるのですが、これは子どもの精神状態が崩れて引きこもりになってしまうと、日々の精神状態が大きくアップダウンを起こし、これまで普通にできていた事ができなくなり、感覚や思考が全く違う状態に陥ってしまう事や、いわゆる問題行動と呼ばれるような事を起こすようになるので、親もこういった子どもの状態にすぐに対応できるように敏感なセンサーを張るようになり、子どもの発するものに敏感に反応してしまう事、そして日常の中でこれ以上の精神的な苦痛や負担を本人にかけないように避けれる事は避けたいという思いがあって生活している事、これまでの自分の子育てに反省と責任を感じて、より子どもに対して一生懸命になってしまう事などの色々な親の感情を含めた事情が絡んでいるので、側から見ればきっと子どもに対しておかしな関わりをしている、行き過ぎたかまい方や気の使い方、心配の仕方をしているように見えるだろうし、私自身も自分の子どもへの関わりを世間の年齢に合わせた普通の親の感覚と比較し俯瞰して見てみると、そう感じます。

ですが、これは一緒に暮らしてる家族でしか分からない部分が沢山あり、私はこうなってしまう事自体は何も問題ないと思っています。

子どもが引きこもるまでは、きっとどの親も、こうでなかったはず。
これまで通用していた事が、本当に何も通用しなくなってしまうので、親も日々対応していくのに必死なのです。
精神を崩した人と日常を共に生きていくのは、本当に大変な事なのです。

そして子どもに起きているこういった状況を親に原因があると言えるのは、誰もが納得する分かりやすい言い分ですが、これも子どもの今の状況の結果論であって、どういった親の下で育てられても、どういった環境の下で育ったとしても、それを子ども自身が逆境を糧にして生きている子もいるので、そういった場合は親のしてきた事は誰からもとがめられず問題にならない事を思えば、ようは子どもの気質や特性、性格、感性、子ども自身の解釈の仕方といった子ども自身に備わっているものが1番関係してくるのだと思います。

そして、こういった子どもが引きこもりや精神疾患に陥ってしまう原因を親にある事を原因にしてしまうと、本来は子ども自身と親自身の課題がそれぞれ別々にあるものがごちゃごちゃになってしてしまい、この引きこもり時間の中で子ども自身が、自分の人生をこの自分でどう生きていくのかの答えを自分自身で見出していく事や、どん底まで落ちたこの状況から立ち直っていく力、特性や気質を持った自分自身の受け入れ方、対応、対策の仕方の獲得、自分への許し方、苦しい葛藤の中で芽生える自分への愛ある感情、湧いてくる望みや願望といった子ども自身の内側で繰り広げて経験していく大切な心の課題とその心のワークに取り組んでいく時間、そのプロセスを取り上げてしまう事になったり、さらに問題を大きくしてしまうか、さらに状況をややこしくさせてしまうといった事に発展していくようにも感じます。
(引きこもりは外に向かって行動できていなくても、思考や感情はフル回転しています)


子どもの引きこもり、精神疾患。

当然親としてこの状況に情けなくなったり、何も通じない事への虚しさ、学歴がない事への不安や普通の年齢で経験している事が全くできていない事への悲しみ…やりきれなさ…報われなさや育てがいのなさ…
どこまで頑張っても進展しない状況…
よその子が本当に羨ましく思ったり…
いつまで過去のトラウマを言い続け抱え続けてるんだと思ったり…
ここが職場なら今すぐ退職届けを出しておさらばさせてもらうわと思ったり…

そんなネガティブな感情も山ほど感じますが、私以上にこういった事を本人が1番感じているという事や、感覚的な生きずらさと深い精神の闇を日々感じながら生きていることは、忘れないでいたいです。

そう…
こういった子どもの親を頑張ってる私の心をいつも満たしてくれるのは…

食べることよっ!💕

(ざるそばと親子丼のダブル炭水化物だってしちゃうからね!)







サンキューソーマッチ😊