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書評

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ヨミタイモノ、ココニアリマス。
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#小林秀雄

小林エリカ『彼女たちの戦争——嵐の中のささやきよ!』

Webちくまに連載していたときから楽しんでいた小林エリカ『彼女たちの戦争——嵐の中のささや…

既視の海
4か月前
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早川義夫『海の見える風景』

「一年前、妻が癌になって初めて、そばにいてやりたいと思いました。しい子は3月28日に亡くな…

既視の海
5か月前
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ロベルト・アンプエロ『ネルーダ事件』

「ネルーダ週間」も終盤にさしかかる。映画を観たり、詩集を読んだりしながら、参考文献を紐解…

既視の海
11か月前
13

四方田犬彦『モロッコ流謫』

映画『シェルタリング・スカイ』を初めて観たのがいつだったのか、正確には覚えていない。主題…

既視の海
1年前
16

吉田美和子『単独者のあくび 尾形亀之助』

吉田美和子『単独者のあくび 尾形亀之助』を読む。 尾形亀之助が42年という短い生涯で刊行し…

既視の海
1年前
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グレイス・ペイリー『人生のちょっとした煩い』【書評】

グレイス・ペイリー『人生のちょっとした煩い』を読む。 グレイス・ペイリーが生涯で3冊しか…

既視の海
1年前
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池田晶子『残酷人生論』を読む。言葉、神、死、魂などを主題に「哲学する」すなわち「考える」ことへの旅へといざなう。1995〜97年の雑誌連載なので、彼女の思想がまだ整理し切れていない部分もある。人生なんて残酷さ、甘く見るな、という書ではない。なぜ「残酷」なのか考えるのもおもしろい。

村上春樹『眠り』、バンド・デシネ版『眠り』

村上春樹(原作)PMGL(漫画)のバンド・デシネ『眠り』(HARUKI MURAKAMI 9 STORIES)と、原…

既視の海
1年前
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はじめての小林秀雄

「批評の神様」とよばれる小林秀雄を読んでみたい。しかし、レトロな表紙の文庫本『モオツァル…

既視の海
1年前
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【書評】永田希『再読だけが創造的な読書術である』

永田希『再読だけが創造的な読書術である』を読む。 noteの「つぶやき」用に140字の書評に挑…

既視の海
1年前
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【書評】冨部久志『人生の花火』

写真は、真実を写さない。 では、花火写真家は何を写したかったのか。作家は、花火写真家の生…

既視の海
1年前
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「記憶との対話」とは何か——大竹昭子のカタリココ『高野文子「私」のバラけ方』(そ…

文筆家・大竹昭子の、朗読とトークのイベントから生まれた書籍レーベル「カタリココ文庫」。入…

既視の海
1年前
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