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WFATT 2019 World Congress アスレティックトレーナーの未来とは⁉

こんにちは、でぐのぶ( @Degunobu )です。

この週末はWFATT 2019 World Congress X in Tokyoに参加してきました。

WFATTはWorld Federation of Athletic Training and Therapy(世界アスレティックトレーニング&セラピー連盟)の略で、世界に対するアスレティックトレーニング&セラピーの導入のリーダーとしてあり続け、現メンバーと協力してメンバーを導いていくことが役割です。

今回のテーマはExercise for Total Healthで、アスレティックトレーナーがもっともっと日本や世界で貢献できる方法を考えられたらいいなという会でした(だと個人的には思っていました

いい感じの飲み会みたいな会

今回のコングレスを企画したのは、日本人のATCの組織である一般社団法人ジャパンアスレティック・トレーナー機構(JATO)で、約10か月かけて今回のイベントを成功に導いてくれました。

まさに新R25の渡辺さんのツイート↑みたいな感じで、JATOの方の大変さを身近で見ていたので、大きな目標の集大成であるこの会自体がみんなでの飲み会みたいに勝手に感じ、会の成功にもジーンときてました(僕は参加しただけですが笑)。

そして違うバックグラウンド(資格)を持ち、「アスレティックトレーナー」と名乗って仕事をしていると、軋轢が生じることもありますが、全体の発展の為にみんなで同じ方向を見て、手を取り合っていこうよってすごく感じましたね。

めっちゃ良かった講義1

1日目の片寄 正樹 氏による「Athletic Trainers: Toward 2020 and Further」は今後の我々の活動を考えるきっかけになるような素晴らしい内容でした。

主な内容はオリンピックレガシーとして何を残すのかというような話でした。建物だけじゃないものを残す。
前回の東京五輪(1964年)は戦後からの復興、そして先進国へと成り上がるという意味がありました。

今回の2020年大会は、災害からの復旧や、すでに先進国となっている日本がこれから迎える超高齢化社会に対する回答を示す機会にしなければならないと話す片寄さん。

さらに、日本でのアスレティックトレーナーの立場を確立するべく現在、injury prevention、conditioning、reconditioning、first responding in the field(4つ目は正確じゃないかもしれません)を4つの柱とし、日本におけるアスレティックトレーナーの存在を定義付ける取り組みを日スポAT協会としては行っているようです。これには今後期待ですね。

講義の中での、超高齢化社会に対してATとしてできることは何かを考えることで、日本だけではなく世界に対する大きな貢献になるという部分にはとても感銘を受けました。

これは読者の皆さんにも考えてほしい。
「あなたの知識や経験を生かして社会の問題に貢献できることは何ですか?」

めっちゃ良かった講義2

2つ目に選ぶのは、中山佑介氏の「米国プロスポーツで学んだスポーツ医学の応用 一般の人々の健康促進の為に」です。

昨年帰国された中山さんは僕達ATC界では知らぬ者はいないのではというような存在で、今回お話を聞ける機会を楽しみにしていました。

内容はNBAで培ったAT的なテクニカルな話かと思いきや、彼の価値観や哲学に関する話でした。

え?って思った参加者もいたかもしれないですけど、僕的にはこれがすごいよかったんです。

アメリカで価値観の多様性に触れたことが、中山氏の現在の価値観に影響を与えていて、滋賀でオープンされた彼のジムでもその価値観が生かされているようです。

僕も同じように独立して自分のLEBO Conditioning Salonを始めたところで、恐れ多いですが共感する部分もありました。

クライアントが元気に年を重ねられるよう、私もLEBOジムで皆さんの健康に取り組まなければと思いましたね。これがクライアントのtotal healthのためになると信じています。

めっちゃよかった講義3

3つ目は、2日目のキーノートのMartin “Marty” Matney氏の労働災害における防衛の最前線 (Athletic Trainers: The First Line of Defense in Workplace Injury Prevention)です。

彼はスポーツチームや学校ではなく、ボーイング社で活動する産業ATです。

彼らの活躍によって、$320,366が節約されたとのこと!現在(2019年5/12)のレートだと約35,00万円です!(企業の方見ていますか⁉)

彼らに支払っている給料を考えてもかなりの投資効果(講義の中では約480%)です。

産業ATの主な仕事は問題を見つけ、予防のためにできることを探し実践するというようなことでしょうか。

職場で怪我をなくすと休職することも減り、精神的に安定し、さらに仕事に打ち込め、生産性も上がるのでは⁉と思い、今後アスレティックトレーナーとしてやっていくべきことの一つだなと感じました。

日本でも高騰する医療費を抑えるためには予防医療が必要で、そのための介入に適している存在になるのが生き延びる道なのかもしれませんね

最後に

一言でいうとめちゃくちゃ楽しかったです!運営してくれた皆さんにはとても感謝しています!
いろんな人にLEBOの宣伝もできたので良かったです♪

今後当分はスポーツチームで僕がATCとして働くことはないかもしれませんが、それ以外の働き方の例をたくさん聞かせてもらったこの会では、とても刺激を貰えました。個人事業主でやってる方の話も聞けましたし最高でした。

それに加え母校のLU時代の先輩(奇跡的再開)やアメリカ時代以来の久しぶりの再会となった友人達とも話ができて、素晴らしい時間でした。アメリカ感もあって懐かしくなりましたね。

プレゼント抽選でperform betterさんのトレーニングバンドも当たっちゃいました。
スポーツチーム以外で活動するアスレティックトレーナーの一人として、我々の未来のためにも明日からも頑張っていきます!

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アメリカのアスレティックトレーナーです。LEBO Conditioning Salonで、クライアントに合った運動プログラムの作成、指導をしています。現在痛みのある方や、スポーツや生活で困っていることがある人を応援しています。ATやトレーニング関連の記事を書いています。
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