【実録】はじめての育休&職場復帰
2022年も残り1か月を切りました。
みなさんにとって、この1年はどんな年でしたか?
私にとっての2022年は、「母」という役割に対し必死で適応しようとする1年、でした。
特に10月に職場復帰をしてからは「働く」という要素も加わったことで、さらに状況が変わり。絶賛・もがき中ではありますが、職場復帰前後の状況や気持ちの揺れ動きについて振り返ってみたいと思います。
仕事と育児の両立をがんばっているママさんパパさん、そのような方々を受け入れている企業や職場の方々にとって、共感できる部分やちょっとした発見があればうれしいです。
育休中のわたし
実は、ちょっと育児疲れしたと思います。
5月に札幌へ移住してから、お互いの実家にも頼れず知り合いもいない環境で、夫とふたりきりで娘と向き合う日々に若干(いや、結構)疲れが出てしまい・・。娘のことは大好きだけど、このままずっと育児に向き合うだけの生活は私には無理そうだなと実感。
職場復帰したら、保育園に預けている間に自分の時間がもてる!
時短でもフルタイムの人に負けないぐらいの仕事をしたいし、フレックスを利用して平日ひとりでお出かけしたり、夫とランチしたりもできるのでは!?楽しみ!!!!(おい)
・・なんて想像を膨らませていました。
実際、離れている時間がある方が、より相手のことを愛おしく思えたりしますよね。こんなに小さな子が保育園に通うのかと思うと初めは心配でしたが、外の世界にコミュニティをもつことは大人であっても1歳児であっても価値あることじゃないかなと。
とは言え、仕事に対しての不安がなかったわけではなく。1年以上休んでいた&その間に新しいメンバーも入社されていて、「まてよ・・家でしか働けない時短のおばさんってもはや用無しでは・・?」という考えもよぎっていました。
復職後のわが家
1日の流れは大体こんな感じです
復帰前は、寝かしつけた後に色々できる(夜の面談設定や、副業など)と思っていたけれど、アラサーの体力のなさを甘くみてはなりません。笑
保育園デビューした娘
慣らし保育の段階から、泣かずにバイバイできるようになっていたので、復職後も安心して預けることができました。そこはひとまず、ほっ。(娘もがんばってくれているし、先生やお友達のおかげですね✨)
「しばらくは体調も崩すし、保育園預けられないことも多いよ~」って巷で聞く話かと思うのですが、これ本気(マジ)です。想像以上です。
やっぱり保育園にいくと子どもは風邪を引くし、我が子が元気でも感染症対策のため保育時間短縮や休園になることも。そして、子が体調を崩す=高確率で親もそれをもらうわけで・・!現に、家族三人みんなここ1か月ぐらいはなんとなく不調な状態がダラダラと続いてしまっています。
一部私用でのお休みも含まれるものの、勤務日31日に対してまともに保育園へ預けることができたのは17日。ただでさえ時短勤務なのに、早退や休園になる確率が50%って、恐ろしい数字ですよね。こりゃ~~仕事になりません!笑 職場の方々には本当に申し訳ないです・・
でも、こればっかりは仕方がないことなので、自分ではどうしようもできないことを受け入れる力みたいなものは、育児をしているとかなり鍛えられているなと感じます・・。
気持ちの揺れ動き
復帰してすぐは新しい生活が新鮮だし、何より母としての役割を一時でも忘れて、仕事ができるということにウキウキしていました。
ただ復帰後2週目~4週目ぐらいの時期が、結構辛かったです。
1つは、今の職場にとって自分は必要だろうか、貢献できるだろうかというモヤモヤ。
育休中に入社されたお二人(とおるさん&もぐさん)が、それはもう素敵な人たちで。すぐにお人柄も仕事へのスタンスも大好きになりました。
一方で、お休みしている間にみなさんの中で関係性がしっかりできあがっているなぁとも感じ、自分はこの中に入っていけるだろうか、と疎外感までとは言わないものの、ちょっとした不安も感じていました。
特に、私だけ完全なリモートワークで、みなさんが対面で集まっているときはそれを眺めていることしかできない、みたいな状況もあったからだと思います。
私がいなくても完成された世界があるように思えて、余程貢献できる何かがなければ私っていてもいなくてもどっちでもいいのかもしれないな、なんて心のどこかでは感じていました。(頭では、そうじゃないと理解しつつ)
もう1つは、夫との関係のギクシャク。
夫はフリーランスのSEでして、自宅でフレキシブルに働くことができます。それ自体はありがたいことなのですが、だからこそ私もそれに甘えて「家事や育児を分担するのは当たり前」ってどこかで思ってしまってました。
それどころか、職場で「早く役に立てるようにならねば」と力が入っていたところもあり、私が夜に面談の予定を入れるとテンションが下がる夫に対して、なんて非協力的な人だ、私が働くのがそんなに嫌なの?なんて思ったりもしていました。
そうして夫への思いやりや感謝が薄れた状態になり、彼は彼で自分ばかり大変な思いをしているのではないかという気持ちになってしまって。色々とかみ合わず、このまま一緒に生活していけるだろうかという気持ちにまでなってしまいました。
些細なきっかけでお互いの想いが爆発し、大ゲンカをして、冷静に話し合うことができて、関係修復はできたのでそれは本当に良かったです。(夜じゃなくて、土日に仕事してもらった方が気楽、という建設的な意見交換もできました!)
今は仲良くやってますので、どうかご安心を!笑
どうやって乗り越えたか
・先輩のwakaさんの存在
2児の母であり、2回の職場復帰を経験されているwakaさん。
ご自身がモヤモヤとした経験から、なんと「育休後アドバイザー」という資格を取られ、復帰してすぐに面談を設定してくださいました。
その面談の中で、「これからモヤモヤすることがあると思うけど、それはでぐみうさんだけじゃなくて、私も感じてたことだよ。辛くなったら、私もそうだったってこと、思い出してね。」と仰っていただけて、それが今でも私の中で大事なお守りになっています。
北陸人材ネットは本当に温かい方たちばかりで、私が感じるであろうモヤモヤを先回りして考えて、そうならないようにすごく気遣いながら接してくださっているんです。皆さんの愛、めちゃくちゃ伝わってます・・♡
例えどれだけ恵まれた環境であっても、きっと何かしらモヤモヤは感じるだろう、ということを、wakaさんはご存知だったのですね。
この1ヶ月半、みなさんの輪の中に飛び込んでみて、【ここに居てもいいんだな】という居心地の良さを日々のやりとりからじわじわと感じることができています🌿感謝。
・夫に「ありがとう」を言う
これ、本当に大切だと思いました。
照れくさくてなかなか言えなかったりもするのですけど、「ありがとう」って伝えることって、ちゃんとあなたが頑張ってくれてるのを見てるよ、っていうメッセージなんだなと再認識しました。
自分ばかりがんばってるんじゃないか、でも相手にこれ以上何かしてほしいわけでもなく、なんかしんどいな・・と思わせてしまっていたことに反省しつつ、これからは些細なことでもちゃんと感謝しよう、伝えよう、って思っています。
実はこのnoteを書いている瞬間も、夫が娘にごはんをあげてくれています。書き終わったら、まずはありがとうって言おうと思います^^
今後の課題
まだまだ未解決の課題もあって、直近で一番苦労しているのが「フレックスタイム制をどう活用するか」という点です。
休んでしまうと仕事も滞るので、ちょっとしたすき間時間でも仕事に取り組めるのはありがたいのですが、実際は何時でも働いてOKなわけではなく、例えば夜22時以降は深夜残業にあたってしまったり、土日は休日出勤になったりしてしまいます。
平日仕事をすることが難しく、その穴埋めを土日にしたいなぁと思った時に、「平日に有休を取って、土日に休日出勤手当をもらう」というちょっと罪悪感を感じるかたちになってしまうのですよね・・!
休日なんてない方が働きやすいのに!という、フレキシブルな働き方ができる環境ゆえの、違うステージの悩みが発生している状況です。笑
あとは、短時間でも効率的に仕事を進められるように、自分の処理スピードを上げる努力もしなければならないなと感じています。
まとめ
赤裸々に書きすぎて少し恥ずかしさもありますが、この長~い文章を読んでくださった方と、なにかしら共有できていることがあればうれしいです^^
できないことに目を向けるのではなく、与えられている条件・環境の中で自分は何を大事にするのか、選択しているのか、に目を向ける。
そういう視点、思考の切り替えが、私が職場復帰する上で必要なことだったのかなと今になって思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
みなさんの1年は、どんな1年でしたか?
ぜひ、聴かせてくださいね^^
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