![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122564566/rectangle_large_type_2_52e4d620485413122307b536a2f03c77.png?width=1200)
【ねほりんぱほりん感想】ヤバイ職場に入社しないために、必要なこと。
NHK「ねほりんぱほりん」
ご存知でしょうか?
顔出しNGの訳アリゲストに
”ねほりはほり”聞いていく番組です。
・投げ銭にハマった人
・友情結婚した人
・元K-POPアイドル研修生 等・・
毎回切り口が面白くて
数少ない録画してまで観ている番組です。笑
先日のテーマが
「ヤバイ職場の採用担当者」
採用担当者としての葛藤とリアル、これから就職・転職活動をする方に対するアドバイスが本音で語られていました。
このnoteでは、転職エージェントとしての感想も交えながら、ヤバい職場に入社しないために必要なことについてお話できればと思います。
ヤバい職場の特徴
どれだけヤバい職場でも・・いや、ヤバい職場だからこそ、どんどん人を採用したいため、会社説明会や面接の場で候補者の心を掴まなくてはいけません。非常に心苦しい立場だったようですが、ゲストの皆さんは下記のようなテクニックを使われていたそうです。
【“ヤバい職場”の採用担当者】
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) November 17, 2023
ユキオさんの"ヤバい面接術"。
『ヤバい面を最小限にしつつ、ごまかしながらうやむやにして、希望を持てるような事を言う』
「あなたがこれから頑張っていけばいい会社にできるはずなんです」
「一緒に頑張りませんか?」#ねほりんぱほりん pic.twitter.com/87dmVDp8sk
【“ヤバい職場”の採用担当者】
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) November 17, 2023
ヒロコさんの“ヤバい会社説明会術”。
『苛酷な労働環境をポジティブな言葉で言う。』
<例その1>
『離職率が高く慢性的な人手不足』
→『少数精鋭の企業組織であり、能力があれば若手にもチャンスが!』#ねほりんぱほりん pic.twitter.com/zpU5inMiy0
【“ヤバい職場”の採用担当者】
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) November 17, 2023
ヒロコさんの“ヤバい会社説明会術”。
『苛酷な労働環境をポジティブな言葉で言う』
<例その2>
『社長のパワハラがひどい』
→『トップとの距離が近く、風通しのいい会社です』#ねほりんぱほりん pic.twitter.com/jFdtuurI0U
【“ヤバい職場”の採用担当者】
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) November 17, 2023
ヒロコさんの“ヤバい面接術”。
『学生からの質疑応答にはハッキリ答えず“自己責任系”でにごす』
学生「残業はどれくらいありますか?」
ヒロコさん「定時で帰ろうと思ったら帰れます。それはあなたの仕事のやり方次第ですよ」#ねほりんぱほりん pic.twitter.com/sjOB5X5yT0
ある会社では、自社のネガティブな部分をポジティブに変換して伝えるためのマニュアルまであったとか。ギリ嘘はついていない・・というのがミソですよね。。どれもよく耳にする言葉なので、違和感なく受け取ってしまうことが多いかと思います。
でも、共通して言える点は「あなた次第」といった、自己責任系の伝え方をしている点でしょうか。
※もちろん、本当に個人の実力や裁量で定時で帰れたり、給与アップできる会社もありますので、一概には言えないと思います。
もしかすると、「仕組み化」されているのかだったり、具体的な数字など「実績」を教えてもらえるのかによって、判断できるかもしれませんね。きっと本当にヤバい職場の場合には、根拠を出せないことが多いと思われますので・・
具体的なエピソードや根拠のない、耳障りの良い言葉だけの説明には、注意したいですね・・!
ヤバい職場に入社しないために必要なこと
その他の面接のテクニックとして、こんなことも語られていました。
【“ヤバい職場”の採用担当者】
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) November 17, 2023
ヒロコさんの“ヤバい面接術”。
『福利厚生や給料について聞いてくる学生は落とす』
ヒロコさん「純真無垢な学生さんはそういうの聞いてくるじゃないですか。当たり前なんですけど。面倒くさいじゃないですか?ペケです」
YOUさん「いけない企業だ…」#ねほりんぱほりん pic.twitter.com/qjLgipqRHp
都合の悪いことを聞いてくる人はいらないよ、ってことですよね。
また、アドバイスとしてこんなご意見も出ていました。
【“ヤバい職場”の採用担当者からのアドバイス】
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) November 17, 2023
ユキオさん「一番いいのは、面接の時にストレートに聞いてしまうことだと思ってます。『つまり、残業何時間なんですかね?』」
山ちゃん「そんなこと言ったら落とされる恐怖もありますけど、それで落とされたほうがいいんですよね」#ねほりんぱほりん pic.twitter.com/Emhya9ttAA
これ、めちゃくちゃ大事だと思いました。
不合格になる勇気
今回紹介されていた職場は極端にヤバい環境だったわけですが、そもそも自分に合わない環境を選んでしまった場合、客観的に観てどうかは関係なく、自分にとっては「ヤバい職場」になり得てしまいます。
よく面接前の相談として「こんなことを質問したらマズイでしょうか・・?」と聞かれることがあります。もちろん、適切な相手・タイミングはあると思うのですが、私個人としては、聞いてはいけない質問というのはないと思っています。
その人にとって、入社したいと思えるかどうか、長く働けるかどうかに大きく影響する内容なのであれば、絶対に聞くべきですもん。
もしそれを聞いたことで落とされるようなら、早めにアンマッチが分かって、むしろ万歳!ですよ。
特に、エージェントを介さず自己応募をされている場合には、聞きづらいこともご自身で確認しなければならないので、是非勇気をもって質問していただきたいなと思います。
もしエージェントを利用されている場合には、ここが活用のしどころです。面接ではお仕事の内容などその場でしか聞けないことを中心に対話して、待遇面など”聞きづらいけど人事さんで回答可能な内容”であれば、エージェントから別途確認してもらうこともできますので。
聞きたいことをうまく引き出すための質問の仕方なども一緒に考えてくれると思います!
自分に嘘をつくことの辛さ
番組内では、採用者さんの葛藤についても語られており、特に下記のエピソードが心にずーんときました。
【“ヤバい職場”の採用担当者】
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) November 17, 2023
前職で同僚だった女性を採用し、入社後わずか2か月で自信を失っていく姿を見たユキオさん。
「すごく後悔しましたね。私があのとき不合格を出してれば、この人はこうはならなかった」
山ちゃん「もっといい職場でいい仕事できたはずだと」#ねほりんぱほりん pic.twitter.com/bx3mhjpcWQ
自分のことを信頼して入社してきてくれた元同僚。
はじめは一緒に会社を変えるつもりで精力的に提言など行っていたそうですが、入社2か月後には「辞めたらごめんね」とポツリ・・。
本当はこんな会社に入らない方がいい・・!
そう思いながら採用活動を続ける苦悩は計り知れないですね。
昔、営業経験者からの転職相談を受けた際、「私は味のないハーゲンダッツを売っているのと同じなんです。ただ高いだけで全然美味しくない・・。」と表現された方がおり、今でも忘れられないです。
自分の心に嘘をつきながら仕事をすることって、本当に辛いですよね。
これから転職活動を始めようと思っている方も、どこか葛藤感じながらも今の仕事をがんばっている方も、必要だと感じたら、いつでも弊社のコンサルタントへご相談いただけたらと思います。
すっかりテレビの感想を書くのが定番になってしまったのですが笑、引き続き転職やキャリアにまつわることを書いていきますね。
「ねほりんぱほりん、おもしろいよね!」「ヤバい職場回、みたよ!」「採用担当者からの本音のアドバイス刺さった・・」という方は、ぜひ♡やコメントで教えてください🐽✨
それではまた、次の記事で・・!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?