見出し画像

ドヤドヤされてフムフムする。bosyuさんに聞く「中の人」のあれやこれや

ドヤドヤされてフムフムする、今回はbosyuさんに話を伺いました。

bosyuさんに話を伺いました。大事なことなので二回言いました。bosyuさんは、bosyu公式Twitterアカウントの中の人です。

bosyuさんってどんな人かしらん。ということについては、いろいろ記事がありますのでそちらも併せて御覧あれ。

bosyuさんの経歴であったり、SNS運用についてはこれらの記事でだいぶ語られている。とはいえ、いずれの記事も1年ほど前にはなるので、新しい話が聞けたとも思うし、「記事にあることは変わらず根っことして持たれているんだなぁ」と思うこともたくさんあった。

bosyuさんに話を聞く前にこれらの記事を読んでいて、「中の人は結婚式の司会と同じ」「素直運営」なんて言葉を見てめちゃくちゃ腹落ちしていた。それ~!それだな~!わかる~!と一人でワイワイしてた。フムフムする前にワイワイしてた。

bosyuについての情報を発信するのはもちろん、bosyuでのやり取りを、ユーザーと一緒に喜んで、楽しんでくれている存在(に見えるの)が、bosyuさんだ。bosyuというテーマパークを見守って、時に一緒に盛り上がるキャストさんの構図だ!なんて思っていた。

一方でひとりのユーザーとしても、「中の人達の様子を見ることができるから、bosyuってええなー!」と思っている節がある。私はライブに行った時にアーティストやスタッフさんが楽しんでいる様子を見るのが大好物なんですよね。わかります?ゆずのライブでスタッフや警備員さんもラジオ体操するの見ていると、みんなで作り上げている感が垣間見れて嬉しくなっちゃうタイプ。

……話が逸れた。自分が関わってもいなくても、「他のbosyuでなんか誰かがうまくいってる」様子と、それをbosyuの中の人が楽しんでる様子がこちらにも伝わる。

そういう役回りとしてbosyuさんってすごく大きい存在だなぁと感じていた。気になるbosyuとしてピックアップしてもらえたりすると、嬉しくなる。純粋に応援している人がいることが、なんと心強いことか。ありがたいことか。

もちろん、そんなユーザーとの絡みばかりでなく、一番大事にしているのはユーザー目線。自分がユーザーだったらどんな情報を知りたいだろう?ということを一番大事にしている。確かに、ツイートを追いかけていくと、「ここを見ておけばbosyuに関する情報をある程度拾えるな」という安心感がある。

前置きが長くなったけれど、そんなbosyuさんの…SNS担当の人がやっていること、考えていることってなんだろう。そんなことをフムフムさせてもらった。

bosyuさんのあゆみ

ブログ担当、SNS担当を過去の職場でも行い、ブログやSNSきっかけで転職すらしている「SNSの申し子」bosyuさん。
bosyuで働き始めて3年くらいのなかで、「辞めたい」と思ったことがない!と言っていた。話してたら「そういえば!」みたいな感じで言っていたので、本当にないんだろうな。めちゃくちゃ良い話だ。

過去のお仕事でも、元々PRに憧れを持ちつつ「PRがなにかもよくわかってない」中から、ブログ担当をするようになったり、SNS担当をするようになったり。
わからないなりに、自分がやっていく中からおもしろさを見つけちゃう、と話していたけど、そうやって楽しいことを見つけていけること、やっていけることって、普通に言うけど尊いな…と聞きながら思っていた。

一口に「SNS担当」といっても、扱う物やターゲットによって、使うツールも取り組み方も変わってくる。
例えば前職でファッション関連のインスタ運営をされていた際は、定期的に新作があるから運営として意識するノリも変わるし、フォロワーの求めているものも変わってくる。

当たり前だけど、SNS運用って目的が必要になってくるよね…(当たり前だね…)なんでも人格性を持たせたらいいわけでもなく、なんでも情報だけ無機質に発信したらいいわけでもなく。
正解はない中で、何を目的として公式アカウントを運営していくのか。そういった目線をもって世の中の公式アカウントたるものを見ていくと、新しい発見があるかもしれない。

うーむ。こういうの考えていくの楽しいっていうのは、あれなんかな。マーケ的な要素に興味があるのかもなぁ。(唐突な自分の振り返り)

twitter以外に何してるんだろう

いや、気になりませんか。なりますね。twitter中の人、twitter以外普段は何をやってるんだろう。

こちらの記事でtwitterの運用方針が書いていて、1日4回ツイート(RT含まず)とある。調べたらでごは平均32.5ツイート/日だった。何も考えずぺぺぺーっとツイートしてるでごとは大違いである。当たり前だ。

とはいえ、32回ツイートしていようが、していない時間のほうが長いに決まっている。それ以外では何をやっているのか。twitterでユーザーさんのワイワイを見ているだけではあるまいて。

「最近はイベント大臣です」

イベント大臣だそうです。大臣だった。

最近bosyuではイベントがちょくちょく行われている。オールユアーズさんとのコラボに携わったり、担担担さんとのイベントだったり。こういったイベントを宣伝したり準備したり運営したり終わったあとのレポを書いたり、いろいろやっている。やってたわ。知ってた。やることいっぱいあったわ。

記事を書いている今、それこそユーザーさんとのコラボ企画も発動している。

ゴマちゃんさんのコーヒーイベントすごくよさそう…。都合が合わなかったから見送ったけど…これ自分で淹れるのはもちろん、その様子を視聴したい…イベントの観覧需要、ここにあります。(それなら参加しようよ、って感じだわ)

あとはそう、それこそnoteを書いている。イベント大臣はイベントをやるだけでなくnoteもバシバシ書いている。思い返せば私も最初に出したbosyuを今週のピックアップに掲載されたんだったわ。

ということで、bosyuさんが普段何をしているのかをまとめると

noteとtwitterに半分くらいいる。1日中張り付いていられる。
イベント大臣もしてる。
twitterでユーザーさんに絡んだり、ユーザーさん同士が絡んでいる場面に登場したりする。

ということがわかりました。いかがでしたか?(言いたいだけ)

bosyuさん中の人アカウント

bosyuさんはbosyu公式アカウントとは別に、「bosyuさんの中の人」としてのアカウントも開設している。これ、自分だったら人格がカオスになるな…と思う。
このアカウントが生まれたきっかけは、こちらの記事にも掲載されている。要するに、bosyuさん自身がbosyuを出すために作られたアカウントだ。

bosyuするため、個人のTwitterをはじめました 🎉 笑
(※bosyuはSNSログインのサービスです)
bosyuさん自身、副業OKの正社員なので「bosyuをつかってちょこっと仕事をする」を経験したい!と、まずはTwitterをスタート。実際に自分でサービスを使うと気づくことも多いだろうなと😊

このような経緯で中の人としてのアカウントを作成されたが、実は「bosyu公式アカウント」は最初の頃、今以上に「中の人」感を出していたらしい。ランチの話をしてみたり、旅行の話をしてみたり。ユーザーさんが「中の人の日常」に触れられるような情報も発信していたそうだ。

ただ、bosyu公式アカウントを続けるうち…bosyuのユーザーが増えていくうちに、「bosyuの中の人情報を、そんなに押し出さなくてもよくなったな。」と方針を修正していった。

様々なユーザーが増え、bosyuの認知も広がっていくことで、公式アカウントとして求められる立ち位置、存在意義も徐々に変わってくる。中の人は引き続き存在するんだけど、「中の人がbosyuについて公式にお知らせする」のがbosyu公式アカウントの役割ということかもしれない。

で、中の人が普通に中の人として持つアカウントが、今回の個人アカウントなんだな。
書いている内に文章がカオスになってくるけど、まぁ、そういうことだろう。(この話、とても腹落ちして、「こういうことなんすね!」と思ったことを伝えてたんだけど、いざ言葉にするとややこしくて「何いってんだこいつ…?」となっていた気がする)

興味深いのは、個人アカウントの方が「いいね!」がつくし、他のユーザーとのリアクションも全然違うという発見。いくら中の人感があっても「公式アカウント」は公式アカウントで、「中の人のアカウント」とは印象も感じる距離感も違うのだろう。

SNS担当として

先ほどの話にもあったが、SNS運用には正解がない。フォロワー数の増減やツイートのインプレッションやエンゲージメントなど数値化できる部分はあるが、それが多い=正解とは限らないし、目的によってもあるべき姿は変わる。

そんな中、bosyuさんは「まず自身が楽しくtwitterをやること」を根っこにもっている。楽しそうなbosyuがあればその通り書くし、bosyuで新機能が付いたら、ユーザーとして知りたい目線でそれを書くし。

今の運営スタイルも、「何かを語って、何者かになろう!」という狙いがあるわけではない。
自分自身話がうまいとか、オチのあるおもろい話ができるかといえば、そうではない自覚がある。うまい話をするアカウントであるよりも、自分が楽しめるようにしよう。ユーザーとも緩やかに繋がりを持ちながら運営したほうが、自分が楽しいからそうしている。

ツイートの内容に詰まったり、悩んだりしたこともあるとは話していたけれど、冒頭にも書いたとおり、「辞めたい」と思ったことがないことから、SNS担当という仕事が自分のやりたいこと、楽しみたいこととして溶け込んでいるんだろうな。

というか、むしろ「SNS担当の仕事」というスイッチも意識してないのかもしれない。起きた瞬間エゴサしてることもあるようなので、日常に溶け込んでいる部分があるのだと思う。(たまに朝bosyu公式アカウントからの「いいね」爆撃が来るのはこれだな…と思うなどした)

そうやって居心地良くやれているのは、代表の石倉さんがSNSに理解があるからこそでもある。

メンバーと相談することもあるけど、基本的には自由に、居心地良くできている。最初はSNS担当の話をもらったときに断ったんですって。
でも「(SNS担当を)石倉さんに託されたなら、信じてやってみよう。やるからには楽しもう!」と、当時のことをとても自然な言葉で語ってくれた。最初に聞いてたわ。やる中で楽しみを見出す人だわ。それを石倉さんも、周りの人もわかっているんだろうな。そういうチームなんかな~~って。

この辺はbosyuさんだけじゃなくて、石倉さんはじめbosyuメンバーの良さを感じるエピソードとして美味しくいただきました。ありがとうございます。むしゃむしゃ。

楽しそうにしている、というのはこちらにも伝わってくる。伝わってくることで、我々もbosyuという場に巻き込まれている気がする。ただbosyuを出して、応募されて完結。…ではなくて、それ自体を盛り上げてくれるbosyuさんたちがいて。他のユーザーの様子も見れて。

bosyuを通じて「自分にもできること」が「誰かの役に立つ」が可視化されていくことを楽しく応援するようになる。

…そう、気づいたらこちらも応援する側になっている。それは、bosyuさんたちがワイワイ盛り上がっていることが見えているからでもあるんじゃないかな。

こういうの、意識しているわけじゃないんだろうけど、結果的にこんな感じで私もユーザーとしてハッピーパーリィタイムが生まれてますよ~ということをお伝えした。

「全然意識してなくて、私が純粋に楽しんでいるだけないんですけどね」

だからこそだろうな、と。改めてbosyuの「ええ感じ」感が高まったのでした。

※話を伺った後、bosyuインスタアカウントが開設されました。twitterとはまた違う発信の仕方をしていておもしろい。なるほどなーこれがターゲットによるアプローチの仕方の違い…!(か…?)


頂いたサポートはありがたく自分の心の栄養のためにつかいます!