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Twitter公式アカウント運用の基本(bosyuさんの場合)

bosyu公式Twitterの担当になってちょうど一年半。毎日つぶやき続けて、最近では公式アカウントについて聞かれることがふえてきました。

bosyu公式では、個性ある「bosyuさん」として”中の人運営”をしています。なので、bosyuさんイメージが強い方もいるかもしれません。でも、公式アカウントとしては日々ベーシックな運用を積み重ねています。

Twitter担当になった時「フォロワーを増やすコツ」情報はたくさんあるのに「公式アカウント運用」関連の記事がなくて困りました。そこで、5社連続SNSに携わる&1年半bosyu公式を担当してきた「自分なりの運営の基本」をまとめてみます。

0.公式アカウントの役割

まずノウハウの前に、同じTwitterでも「公式」と「個人」の役割の違いを区別することが大切。

最近では「石倉秀明@bosyu」みたいに、個人名+所属先でTwitterしている人が会社にいることが多いと思います。それでも、公式アカウントをやる目的役割をはっきりさせてみてください。

これをしっかりおさえると、公式運用の心理的ハードルもぐんと下がるし、KPIなどの目標設定もしやすくなるはず。

bosyu公式の場合
・目的:ユーザーさんにbosyuを知って、使って、好きになってもらうきっかけをつくる

・立ち位置:「bosyu」サービスの情報のホーム(=ユーザーさんが困った/気になることがある時にくる場所)

「Twitter始めたけど(無料だし)、フォロワー増えないしつぶやくこともなくて」という相談をよく受けます。もはやフォロワー増が目的になってるし、公式をやる理由もあやふや…それはつらいよなぁと。

目標設定自体がむずかしい人は、自分がユーザーだったら「担当する公式で何を知りたいか」、逆に「メンバーの個人アカウントで何を知りたいか」の両方を考えると整理しやすいと思います。

(例えばbosyuさんなら、公式ではサービスに関する情報や裏話・他のユーザーさんがどんな風にbosyuを使ってるか。メンバー個人からは主観的な思いや普段語られないストーリーを知りたいと思います。)

さらにもう一歩深めるには、アカウント運用する先でどんな状態がゴールだろう?と想像してみるのがおすすめです。例えばbosyuなら、みんなが日常的にbosyuでしごとをしている状態とか。

1.ツイート内容の整理

目的と役割がクリアになったら、次は大枠でツイートすることを整理します。bosyuの場合、公式は「情報発信のホーム」的な存在。なので、ニュース性のある情報ツイートを優先し、余裕がある時にプラスの情報をつぶやくスタイルです。

通常1日4回ツイート(RTは含まない)で、朝は気になるbosyuの紹介で固定しているので、他の3回は毎日このリストを起点に考えます。

bosyu公式 つぶやくことリスト
<基本>
・お知らせ(新機能リリース、カイゼン、告知など)
・サービスやメンバーのメデイア掲載・登壇情報

<プラス情報>
・サービスを楽しむための情報(コツ、ピックアップ、ユーザーさにフォーカスしたことなど)
・ユーザーさん発信のbosyu情報(noteなど)
・チームのこと(bosyuさんネタ含む)

土台としての公式 × チームメンバーで、サービスに関するTwitter発信の基盤ができるイメージ。なので、アカウントの目的が「バズを生んで話題をつくる」とかでない限り、公式アカウントはインフルエンサーを目指さなくていいというのが自論です。

どうやってバズるか考えるより、一人でも多くのユーザー/フォロワーさんの役に立つこと、チームメンバーがRTしたくなるツイートを考えた方がアカウントの盛り上がりにつながる実感があります。

(↑バズる才能や技術がある方はのぞく。ちなみに、bosyuさん唯一のぷちバズは自身の入籍ネタ。サービスの話でバズったことないのつらい😂)

2.つぶやきネタの基本

公式アカウント=つぶやくことない、という声をよく聞きます。でも、慣れると「公式だからできるツイート」がたくさん。ネタは、すでにあるものでなく、探して見つける・作るものでそれが担当の仕事です!w

では、「公式ならでは」なツイート例をご紹介。

<基本>ニュースの発信
基本のキですが、サービスのニュース発信は公式の大切な仕事です。ツイートのタイミングが大切なので、bosyuさんはいつも必要な人と連携しながら作業します。新機能リリースならエンジニアやPdM、プレスリリース配信があるなら広報という感じ。

画像を使ったりして、できるだけわかりやすくニュースを噛み砕き140文字におさめます。ニュースは拡散されやすいので、「サービスを全く知らない人」が見ても意味がわかるよう、特に気をつけます。

「Twitterはニュース発信専用」という公式アカウントさんもたくさんあるくらい、公式の基本の役割です。

<プラス>サービスを楽しむための情報
記事を毎日配信しているメディアさんでもない限り、毎日ニュースない…というのがリアルでbosyuも同じです。だからこそ、上でいう「プラス情報」が発信の要になることが多いのではないでしょうか。

bosyuさん自身、プラスαでお届けするネタを常に探し、アンテナを張りながら日々を過ごしています。

↓例えばこれは、毎日bosyuをみる中で気づいたコツ。

このツイートを見ると「bosyuにはこういう切り口があるけど、ウチにはない…」と思ったあなた!絶対ネタはあります(断言)。 だって、魅力あるサービスや商品だから開発したし、使ったり買う人がいるはずです😌

bosyuさんも担当になった当初、Twitterに黄色いOGPが流れるサービスについて毎日何をつぶやけば…からスタート。(bosyuに今ほど機能がなく、シンプルな募集作成サービスだった)ネタを探して掘り起こして今日に至ります。

ネタがどうしても思いつかない人は、サービスのいいところを何十個か書き出してみてください。それは、おそらく全部つぶやきネタになります!

ちなみに 「0.公式アカウントの役割」の最後に書いた、Twitter運用のゴールイメージがあると「その状態にするには、どんなツイートがいいかな?」と逆算で考えるヒントになりますよ。

3.中の人はおまけ

中の人運営がいいとか、再現性がないとかいろんな意見を聞きますが、個人的に『bosyuさんキャラはおまけ』くらいのきもちです。

bosyuはSNSで拡散しやすいサービスなので、Twitter上でたくさんのユーザーさんに出会うことができます。そこで、ユーザーさんに寄り添うアカウントにしたい…!という思い(&ノリから)生まれたのがbosyuさんです。

でも、何より大切なのは「主役はユーザーさん」だということ。bosyuさんは、Twitterやnoteでユーザーさんを応援するポジションです。ユーザーさんが困った時、bosyuでうれしいことがあった時『bosyuさん聞いて!』と気軽に話しかけられる存在でありたいと思っています。

とはいえ、中の人運営でよかった!と思うことも。サービスのエモい部分が伝えやすかったり、(キャラが浸透してくると)ユーザーさんとコミュニケーションがスムーズでリアルな声を聞けることが多くなります。そんな時はbosyuさんがいてよかった!と思います。

さいごに

当たり前ですが、Twitter担当になったら「仕事」として向き合う覚悟が必要です。個人でTwitter活用している人が多く、言葉あそびの側面もあるからか、仕事なのにあそびっぽい雰囲気のある(?)ポジションですが、実際は「ひたすらコツコツつぶやく」のが仕事です。

個人アカウントに比べて、意外に誰かとリプライで絡むハードルは高いし、公式同士で絡みすぎるのも違う。Twitterはにぎやかな場所なのに、孤独な部分が多かったりもします。

bosyuさんも、最初の1年くらいは自分のことを「bosyuさんは…」といい続け、返ってこないボール(=ツイート)を永遠とTwitterに投げ続けているような感覚の時もありました。(→そんな時は、0の目的と役割を思い出して)

Twitterをはじめたからといって、数週間や数ヶ月で劇的な変化があることは稀だと思います。でも、コツコツをツイートし改善を積み重ねると、ゆっくり結果はついてくるはず。ひとりで抱え込まず、いろんなメンバーを巻きこんで楽しく運営していくのがbosyuさん流です!

おまけ ✔︎ ツイート作成のポイント7カ条

最後に、ツイートを作る時にゆるく意識している7カ条を置いておきます♩

✔︎ ツイート作成のポイント7カ条

1. ツイート単品で意味がわかるか
2. ユーザーさんに役立つ内容か
3. UGCを生むきっかけはあるか
4. ツイートを届けたい人物像は浮かぶか
5. 伝えたいことは1つにしぼられているか
6. むずかしい言葉はないか
7. 誤解をうむ表現はないか

まだまだbosyuさんもTwitter勉強中ですが、これから公式アカウントをはじめる誰かの役にたつとうれしいです!続編、がんばれたら書きます。

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✔︎ bosyu公式 Twitter

✔︎ bosyuさん個人 Twitter
(公式運用意外のことをつぶやくとフォロワーさんが減るため、何をつぶやこうか迷走中の7年ぶりに作った個人アカ。おてやわらかにおねがいします🙏)

💘あわせてどうぞ
bosyuのTwitter担当として大切にしているマインドの話

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