◆転職失敗。売り手市場で転職時代と言われてますがやはり転職は博打。私の実体験をお話します。本題編

皆さま、こんにちは、こんばんは。

この前の記事1~4章まで読んでたくさんの方に読んで頂いているようで、ありがとうございます。励みになります。続きの5章ももちろん書きますので、楽しみに待って頂けていたらうれしいです。

さて、そろそろ本題である転職失敗したということについて触れていきたいと思います。(タイトル詐欺やんけ!状態なので)


この記事は今、転職活動をしている人 or していない人、内定もらっているが受諾し転職しようかしまいか今まさに迷っている人、今はなにも転職考えていないって人も含め、色々な人に見てほしいのですが、

とりわけ本記事は、現職に強い不満は無いが【キャリアアップや自分の限界に挑戦したい!】と年収UPや役職に就く、違う業界や商材を売ってみたい!など前向きな転職を考えている人にぜひ読んで頂きたいと思います。


転職ってすべてがパーフェクトの条件はありえないですが、今まさにご自身にとってはかなり魅力的と思える企業の面接やオファーを受けていて、今後のキャリアを迷われている方にお伝えしたいこと。

それは面接や内定を受諾した時の自分の気持ちと裏腹に、入社後に意外な落とし穴が待っていることもあります。私の記事は噓偽り無い実体験ですので、微力ながらご参考頂けると思います。

自分で言うのもなんですが、私の場合は客観的に主観的に見ても一見、キャリアアップできたはずなのに、転職に失敗したというレアケースです。


1章で軽く触れましたが、私は今30代後半なのですが大学卒業後から
これまで3社経験しました。1社目は約6年ほど、2社目が一番長く10年近く働きました。職種は最近転職した3社目含め、ずっと営業です。

1社目から2社目への転職は【大大大成功】だったのですが・・・
数か月前に2社目から3社目へ転職をしたのですが、結論から言えば
【失敗】してしまったと思います。結局、一番職歴が短く1年足らずで退職することになってしまいました。その理由を説明させて頂く前に、そもそもなぜ3社目への転職に挑戦したのかという理由はいくつかあります。

●2社経験し社会人としてしっかり16年働いて、かなり営業として
力も付いたし、違う商材を売れるかどうかも挑戦してみたい
●キャリアアップしたい、上のポジションに行きたいという思いからで、
もう年齢も40代に突入していくしな・・・
●今後の物価高や日本の経済状態を見ていると給料が高いに越したことはないし・・・(でも2社目の給料も悪いわけではなかった)
●取り扱っている商材や業界の将来性やら、いろいろ今後について考えたときにこのままでいいのか?今後、幅広い商材や業界経験が今後キャリアでも生かせるんじゃないか?など

上記以外にも実は理由がいくつかあったのですが、結論3社目に転職して失敗した!と感じた点は、

●前向きな理由だから大丈夫だ、逃げの転職じゃないし俺ならできる!と勝手な勘違いをし目の前の「欲」に負けたこと

●会社・人との「ズレ」

●そして何より3社目の独特な「社風」

という3点でした。これは後ほど詳しく触れます。

後ろめたい理由が全くないと言えばウソになりますが、それでもほとんどが前向きな理由が上回っていて今がタイミングだ!とまず思ったのです。

また最後に一番転職の決め手になったのは、
①2社目在職中に実は数年前大きな問題に立ち向かって、それを逃げずにしっかりと解決し乗り越えることができ自信がついたし、10年やり切った
②問題が起きて解決した後も、実は1年以上転職活動をこっそりしていて様々な会社と面接し、いくつか内定ももらえ自分の市場価値を俯瞰的に知ることができたことで、今よりも良い条件であれば転職したい。

①の2社目で年前に起きた事件というのは、仕事が今までになかった大変な状況になって、例えばトップダウンによる理不尽な値上げ指示や、経営層が突然勝手に決めた現場とそぐわない方針や突然のルール設定など、それらはすべて顧客へ迷惑をかけたり、営業マンたちの負荷もかなり大きくなってしまい、実際に経営者と激突した何人か辞めていってしまったのです。値上げや会社の方針やルールはもちろんですが、サラリーマンは従わなければなりません。が、一番現場のことを分かっている営業からの意見を一切くみ上げずにバランスの取れた値上げ金額や、方針やルールも同じく強行突破だったことが精神的に一番辛く、辞めたい、転職したいと思い始めたのです。

が、その時は自分も本心からこのままでは逃げになるのでぐっと我慢して全部解決して乗り切りました。が、この事件勃発と同時ぐらいに我慢できず、転職活動を開始してまして、活動から3か月ぐらいである超大手企業(といってもその子会社)から内定がもらえたのですが、その時は完全に【逃げ】の転職だなと既に感じでいたので1週間悩んだのですが、内定を辞退しました。

上記の事件はその後無事に解決し、②の通り試練を乗り越えた後も1年以上転職活動をしていたある日、ある外資系超大手企業から内定をいただくことができました。

提示された給料は2社目と比較し基本給だけでも20%強ぐらい上がりました。そこにボーナスもあるので30%近いアップとなり、また更に(外資にしては珍しい)残業代全額支給、確定拠出年金やリロクラブポイントや福利厚生、有給、リモートワークなど色々なものを見ても、完璧でした。何より2社目にはない確定拠出年金や、大きい給料UPと残業手当を含めるとかなりのベースアップなので、これは!と思ってオファー提示の時にはかなり脳汁出てビビりました。

しかも、40代後半・50代以上がかなり中核を占めており、30代後半でも若手に入るので、数年後には自分がマネージャーなどの役職につくことはほぼ現実的とのことでした。まさにロスジェネを感じた瞬間でした。

また日本含め海外を含めると会社の規模や従業員数も非常に大きく、日本でもトップメーカーであり数十年以上日本で操業をしている企業です。

これほどまでに求める条件がそろっていれば、普通ならすぐに飛びつくレベルですがすぐに受諾させて頂きます、とはなぜか言えず、受諾の返事までに1か月近く待ってもらったのです。最終的には自分でしっかり考え抜き、納得し、受諾したのですが、

なぜそんなに内定受諾に時間がかかったのか?

それは……………

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